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【注意】太陽風の乱れが地球に到達!日本でも猛烈な磁気嵐観測、M2.0やM4.6などの太陽フレアが多発 地震や噴火リスク増大中


日本時間の7月26日7時30分頃から猛烈な磁気嵐を観測し、7月27日朝まで非常に強い乱れを各地で確認しました。

気象庁の地磁気観測所では先日の太陽風の乱れと思われる磁気嵐を捉え、今月に観測された磁気嵐の中で最大規模の変動となっています。
地磁気水平成分の最大変化量は78nTで、このCME(コロナ質量放出)とは別に複数の太陽フレアが発生していることから、しばらくは大きな変動が続く可能性が高いです。

NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測情報によると、7月25日から毎日連続してMクラスの中規模な太陽フレアを観測中で、その中でも7月26日に観測されたM4.6太陽フレアは最大規模となりました。
CMEと太陽フレアの連発によって、これから数日程度は強い磁気嵐の乱れが続くと思われ、引き続き磁気嵐の乱れによる通信障害や災害、地震、噴火などに注意が必要です。
*強い太陽風に刺激される形で噴火や地震の発生リスクも増大中で、世界各地の地殻変動がこれから増えることになると予想されます。

 

気象庁 地磁気観測所
https://www.kakioka-jma.go.jp/index.html

アメリカ 地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers

宇宙天気予報
http://swnews.jp/


2023/ 7/26 15:56 更新
CMEによる太陽風の急な変化が到来しました。磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

今朝、26日7時(世界時25日22時)に、
太陽風の急な強まりが観測されました。
ACE衛星によると、速度は390km/秒から550km/秒へ、
磁場強度は6nTから15nT程度へそれぞれ高まっています。

速度が500km/秒台まで高まっているので、
24日のニュースでお知らせした、
23日深夜に発生したCME(コロナ質量放出)による乱れが
到来したのかもしれません。
その場合、地球まで2日半くらいかかったことになります。

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