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全国の最低賃金を時給1000円に引き上げへ!過去最大の引き上げ幅、物価高騰から判断 先進国では最低レベル 中央最低賃金審議会


厚生労働省の中央最低賃金審議会が全国の最低賃金を時給1000円に引き上げる方向で最終調整を行っていることが分かりました。

現在の最低賃金は全国平均で961円となっていますが、これを40円ほど引き上げて1000円以上とする見通しです。
実現すれば過去最大の引き上げ幅となり、審議会は今回の判断について大幅な物価高騰を反映させて、賃金を上げる必要があったと言及。
最も賃金が低い10県に関しても時給853円から47円増を求め、全国各地で賃金の改善を行うように促すとしています。

10月ごろには正式な改定が行われることから、そこで時給1000円は全国で反映されることになりそうです。
ただ、この大幅な時給アップが実施されても日本の賃金は先進国で最低レベルとなり、依然として物価高騰に追い付いていない状態となっています。

 

最低賃金、平均1000円台へ 引き上げ幅過去最大
https://www.tokyo-np.co.jp/article/265970?rct=economic

 厚生労働省の中央最低賃金審議会が、2023年度の最低賃金を全国平均で時給千円台とする方向で最終調整に入ったことが分かった。現在の全国平均は時給961円で、実現すれば過去最大の引き上げ幅。物価高騰を反映させ、大幅増とする必要があると判断した。関係者が27日明らかにした。
審議会は28日に小委員会を開き、詰めの協議を再開する。同日午後にも引き上げの目安額をまとめる可能性がある。

 

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