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イギリスのジョンソン首相、議会を強制停止!女王演説を10月14日に延期!EU強制離脱のために議論させず!


イギリスのジョンソン首相がイギリス議会の開会を10月14日に行うと表明しました。

イギリス議会では国家元首のエリザベス女王が政府の施政方針を読み上げる儀式「女王演説」が議会開会の合図と決まっており、ジョンソン首相はその女王演説を10月14日に行うと発表。
イギリスのEU離脱期限が10月31日となっていることから、ギリギリまで議会の開会を遅らせて、議論すらさせずにEU強制離脱を実施するとしています。

エリザベス女王もジョンソン首相の進言を受け入れるとしており、議会の停止はほぼ確定的になっているところです。

このジョンソン首相の方針に与野党の双方から批判の声が相次ぎ、バーカウ下院議長は「民主主義と国民の代表である議会への攻撃だ」との批判声明を発表しました。EU強行離脱のために議会を無視するジョンソン首相と、議論を重視する議会側の対立が激化しており、イギリスのゴタゴタは長引くことになりそうです。

 

英議会開会、EU離脱の直前=ジョンソン首相、有無言わせず強行突破
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190828-00000126-jij-eurp

10月31日に予定する欧州連合(EU)離脱の直前まで開会を遅らせることで、「合意なき離脱」を阻止しようとする議会の動きを封じる狙いがある。議会には離脱前に議論や決議をする時間がほとんど残されていないことになり、反発が広がっている。

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