アイスランド南西部にあるレイキャネス半島で火山性地震が急増しているとして、アイスランド国民保護局が住民らに退避命令を発令しました。
レイキャネス半島では10月後半から地震活動が活発になり、11月に入ってから観測された地震回数が1400回を突破。
さらには地面の隆起が計測され、11月3日以降からその膨張率が増加していると報告されています。
この事態を受けてアイスランド政府や専門家らは「大規模な火山噴火が迫っている」と判断し、グリンダヴィーク村の住民ら約4000人に退避命令が発表されることになりました。
村の周囲にも立ち入り禁止区域が設けられ、政府が厳重警戒を続けているところです。
2021年にもレイキャネス半島で噴火が起きていることから、今回の同規模クラスの噴火が発生するのではないかと予想されています。
アイスランド南西部で火山噴火が切迫か 著名な温泉地は一時閉鎖の措置
https://weathernews.jp/s/topics/202311/110145/
現地時間の10日(金)、アイスランド南西部で地震が急増しています。噴火の懸念があるとして近くの街では避難が始まり、著名な温泉地であるブルーラグーンは閉鎖されています。
近くの街では避難を開始
アイスランド南西部のレイキャネス半島では10月後半から地震活動が活発になっていました。10月終わりから11月にかけては地面の隆起が計測され、11月3日以降はその膨張率が増加しています。アイスランドの当局の解析では、2021年の噴火の時に見られた地震活動と非常によく似ているとのことです。
State of Emergency: Iceland’s Department of Civil Protection has just ordered a mandatory evacuation of the city of Grindavík and the Svartsengi Power Station as a volcanic eruption appears imminent. Over 1,000 earthquakes reported over the past 24 hours. pic.twitter.com/VkPgBz61VR
— Nahel Belgherze (@WxNB_) November 11, 2023
<アイスランドで火山噴火切迫か>
現地時間の10日(金)、アイスランド南西部で地震が急増しています。
噴火の懸念があるとして近くの街では避難が始まり、著名な温泉地であるブルーラグーンは閉鎖されています。https://t.co/JGLeCnBd2N pic.twitter.com/8ROWT8Zqn6— ウェザーニュース (@wni_jp) November 11, 2023
アイスランドは過去48時間で4000回以上も地震が発生して非常事態宣言中だが、ファグラダルスフィヤル火山が数時間から数日で大噴火を起こすだろうと先程報じられた。 pic.twitter.com/ucn4Txbywn
— ロアネア@最多情報源バズニュース (@roaneatan) November 11, 2023
アイスランドで火山噴火の恐れ。
アイスランド国民保護局は、過去24時間に1000回以上の地震を感知したアイスランド南西部、グリンダヴィーク市、及びスヴァルスエインギ地熱発電所に対して避難命令を発令。
地下にはおよそ15㎞のマグマトンネルがあると推測されています。pic.twitter.com/OwEQ8a3cqG— 瀧波 一誠 | 地歴・教養と珈琲 (@mokosamurai777) November 11, 2023
【非常事態宣言】
アイスランド国民保護局は、火山噴火が差し迫っていると思われるため、グリンダヴィーク市とスヴァルツェンギ発電所への強制避難を命じたました。過去24時間で 1,000件を超える地震が報告されています https://t.co/5xNBz0TlGh— 魔窟の王 (@KingOfEvilCave) November 11, 2023
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