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リニア中央新幹線、2027年開業を断念!静岡工区の遅れが要因と説明 静岡県・川勝平太知事「JR東海との対話を」


*リニア
東京から名古屋、大阪を繋ぐリニア中央新幹線について、JR東海は当初の予定だった2027年開業は断念すると発表しました。

開業が大幅に遅れた原因は静岡県の工事遅れで、今すぐに着工を開始したとしても開業は2034年以降になるとしています。
静岡県では川勝平太知事が環境被害や住民への悪影響を懸念して工事に反対を表明し、今もJRと意見が衝突中です。

静岡放送の記事によると、川勝平太知事はこの報告を受けて、「本県としては、モニタリング会議にできる限り協力するとともに、リニア中央新幹線の整備推進と大井川の水資源及び南アルプスの自然環境の保全との両立に向けて、JR東海との対話を、できる限り速やかに進めていく」とコメントし、リニア中央新幹線の整備そのものは賛同するも、自然環境の保全が最優先であると主張。

実際に山梨県で水が枯れた事例などがあり、静岡県においてもリニア鉄道の工事は賛否が割れています。

ただ、全国的な世論や国側からはリニアの早期開業を求める声が多く、静岡県の対応を批判する声も目立っていました。

 

JR東海 リニア中央新幹線の2027年開業断念へ 静岡県着工認めず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240329/k10014406331000.html

静岡県が着工を認めていない「リニア中央新幹線」について、JR東海は、国の専門家の会議で目指してきた2027年の開業を断念する方針を明らかにしました。
会社では静岡での工事には10年程度かかるとしていて、仮に今すぐ着工できたとしても開業は2034年以降になる計算です。

リニア中央新幹線をめぐっては、静岡県が環境に対する影響が懸念されるなどとして着工を認めていません。

「JR東海との対話をできる限り速やかに」川勝平太静岡県知事がコメントを発表 リニア中央新幹線2027年開業断念で
https://news.yahoo.co.jp/articles/091502685c9add0f45b04b9cba9f614e1a05d78b

3月29日に開催された国のモニタリング会議で、JR東海が当初計画していた2027年のリニア中央新幹線の開業を「実現できない」と断念したことについて、静岡県の川勝平太知事が29日夜、コメントを発表しました。

コメントの全文は、以下の通りです。

◯本日、国のモニタリング会議において、JR東海の丹羽社長が「静岡工区の遅れは、名古屋までの開業時期の遅れに直結する。2027年に実現できる状況にはない」と発言された。

◯静岡工区以外の工区は、2027年までに完了できるということなので、その状況をしっかり確認した上で、どのような活用をしていくべきかを、リニア中央新幹線建設促進期成同盟会において考えていきたい

 

 

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