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【異常事態】超巨大黒点群が出現、24時間でX級太陽フレアを3連続観測!明日に地球と接触予想 過去数十年間で最大の活発化 地震や噴火にも注意を


太陽にて巨大な黒点群が出現し、そこから猛烈な規模の太陽フレアが多数発生しています。

NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測情報によると、5月8日だけで15回のMクラス中規模フレアと2回のXクラス大規模フレアを観測し、5月9日になっても再びX級太陽フレアが観測されたとのことです。

わずか24時間の間に20回近いMクラス太陽フレアと3回のX級太陽フレアが発生した形で、過去数十年間の歴史を振り返っても、あまり記録にないレベルで太陽活動が活発化していると言えるでしょう。
5月6日夜に過去10年で最大クラスのサイズであるX4.5フレアが観測されたばかりですが、これらのフレアの乱れは早ければ5月9日にも地球と接触する見通しです。

最も強い太陽風の乱れは5月10日19時頃に地球と接触し、それから5月11日夕方の時間帯で地球を通り過ぎることになります。
強い太陽風は通信障害や電子機器の故障を引き起こすことが多く、他にも地球の磁力や気流の流れに影響を与えることで、普段とは異なる災害や大雨、強風などを誘発することも多いです。

すでに通信障害は日本やオーストラリアなど各地で数日前の太陽フレアで報告があり、ブラジルや中東、ヨーロッパでも様々な災害被害が多発。
太陽風の宇宙線は地球内部の活動にも刺激を与え、地震や噴火の発生頻度に影響を及ぼすことから、これから1~2週間程度は地震噴火を含めた災害に注意してください。

 

NASA太陽フレア進路予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction

宇宙天気ニュース
http://swnews.jp/


2024/ 5/ 8 15:31 更新
X1.0の大規模フレアが2か所で発生しています。

担当 篠原

太陽の北西の端(右上)に近付いた3663黒点群で、
フレアの発生が続いています。
昨日のニュース以降も、
7日15時(世界時7日6時)のM5.1から、
M1.5、M1.0、M8.2、M3.3と中規模フレアが続き、
8日10時半(世界時8日1時半)には、
X1.0の大規模フレアが発生しました。

M8.2からX1.0にかけての活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

 

 

関連過去記事

【警戒】再び最大規模X級太陽フレアが発生!先日のX4.5フレアから止まらず!今月だけで5回のX級、Mクラスも10回以上!巨大黒点から頻発
https://johosokuhou.com/2024/05/08/74146/

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