*SOHO 宇宙天気ニュース
再び強い太陽フレアを観測しました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)や宇宙天気ニュースの発表によると、5月15日に7年ぶりの今期最強最大となるX8.7の大規模太陽フレアが発生した後も活発な活動が続き、その後もX2.9とX3.4の猛烈な太陽フレアが観測されたとのことです。
太陽フレアは5段階評価でXクラスが最大級で、それが24時間で3回も発生するのは異例中の異例。
普段の発生頻度だと数ヶ月に一回程度であり、今月は観測した回数だけで13回と凄まじい数に跳ね上がっています。
これは観測史上最多の発生頻度で、ここからさらに2025年の極大期には太陽活動が強まる可能性が高いです。
今日に観測された太陽フレアは数日後に地球と接触する恐れがあり、まだしばらくは磁気嵐が継続することになるでしょう。
2024/ 5/15 10:24 更新
3664黒点群でX8.7の大規模フレアが発生しました。担当 篠原
今日未明、15日2時(世界時14日17時)に、
3664黒点群でX8.7の大規模フレアが発生しました。2月22日(世界時)に発生したX6.3を超えて、
現在の第25活動周期として最大の規模のフレアです。
また、この規模に達したフレアは、
2017年9月6日のX9.3以来で、7年ぶりとなります。
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
強力な「太陽フレア」発生 世界各地でオーロラ観測
強力な「太陽フレア」が発生し、世界各地でオーロラが観測された。ソーシャルメディアには各地で撮影されたオーロラの写真が多数投稿された。 pic.twitter.com/ItJv3qATuS
— AFPBB News (@afpbbcom) May 12, 2024
【注目】「太陽フレア」生活への影響は2025年がピークか 愛知や兵庫でもオーロラ確認https://t.co/0aT7y0gskw
太陽フレアの影響で愛知・東栄町、兵庫・香美町でもオーロラが確認された。専門家によると更に大規模な太陽フレアが発生すると、航空無線に大きな影響が出る可能性もあるという。 pic.twitter.com/cngvVvkeMv
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 15, 2024
太陽フレアと磁気嵐、オーロラの関係.… pic.twitter.com/jqNz9ZIHWx
— 天文学者 阿部新助 Dr. Avell (@AvellSky) May 15, 2024
実際こんな違うから、見てみ。太陽はるか昔から11年の周期を持ってて、今それがマックスだから太陽フレア起きるし、オーロラ見えてる。
pic.twitter.com/OwFDH1Dapm— 佐々木亮@恒星フレア (@_ryo_astro) May 12, 2024
5月15日午前1時44分頃、太陽周期第25期で最大となるX8.7の大規模フレアが発生しました。#太陽フレア pic.twitter.com/XqDYDDlLuq
— アタマエ2 (@Seismicnaa2) May 14, 2024
本日の太陽
太陽フレアで低緯度オーロラをひきおこした大きな黒点が(西側 右上)沈み、しばらくおとなしい太陽かと思っていたら、東側にフレアを起こす黒点が出て来た‼️今後とも要注意だ! pic.twitter.com/YG1NDiHJ7G
— Kouji Ohnishi 大西浩次 (@koujiohnishi) May 16, 2024
【日本でも低緯度オーロラ観測】
太陽フレア・CME(コロナ質量放出)の影響で、昨日5月11日(土)から磁気嵐が観測されています。11日(土)夜は北日本や北陸などでオーロラが観測できたという報告が相次ぎました。北海道では肉眼でもうっすらと見えた所があったようです。https://t.co/RtxBmOmMa6 pic.twitter.com/BoasIi7n59
— ウェザーニュース (@wni_jp) May 11, 2024
地球にオーロラを発生させた太陽フレア
太陽系カレンダーを使うとざっくりどの惑星の方向に放出されたのかが分かりますよ。
カレンダー上で地球から太陽を見て宇宙天気予報https://t.co/7DL1x27Jurの画像を重ねます。
昨日のフレアは火星や土星に向かっていますね。オーロラが観測されるでしょうか。 https://t.co/kVt04n74YO pic.twitter.com/dx5FrdH6DL— 天体感測室 (@starfeelroom) May 15, 2024
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