*ドル円チャート
アメリカの労働統計局は2023年4月から2023年3月までの雇用統計について、最大100万人の下方修正を発表する見通しだと発表しました。
この報道を受けて金融市場ではドル売りが加速しており、1ドル148円台から一気に数時間で145円台まで下落。ドル安円高が加速中で、今も市場は非常に不安定な値動きが続いています。
雇用統計とはアメリカの労働市場や経済動向を示す最重要指標で、100万人規模の下方修正が事実だとすれば、過去1年間に記録された「好調なアメリカ経済」が嘘だったということになり、表向きに発表されていた以上にアメリカが不調だったということになるでしょう。
現時点で修正の見通しとの発表だけなので、これが実際に修正された時の数値によってはさらなる暴落が起きることになるかもしれません。
今月上旬に発生した過去最大規模の大暴落の影響もあり、しばらくは金融市場で荒れた展開が続きそうです。
ドル円は軟調なまま146円を割り込み、145.87円まで下値を広げた。日経平均が600円超まで下げ幅を広げたことを嫌気した売りが継続。
なお今週21日には、米労働省労働統計局(BLS)が年次改定値の暫定値を公表する。2023年4月から24年3月までの1年間における非農業部門雇用者数変化が大幅に下方修正される見方が広まっている。一部では、こちらを材料視したドル売り円買いも出ているとの声もあるもよう。
On Wednesday, the Bureau of Labor Statistics will downward revise jobs for the April 2023-March 2024 period by up to 1 million. This means that all “beats” recorded in the past year will have been misses and the US job market is in far worse shape than the admin would admit.
— zerohedge (@zerohedge) August 18, 2024
ドル円急落の原因はこれです
『労働統計局は2023年4月〜2024年4月までの雇用を最大100万人下方修正する』つまり、過去1年間に記録された『好調』はすべて外れたことになり、米国の雇用市場は思ったよりも最悪だということです… https://t.co/GkvHmHa5OC pic.twitter.com/oTD661kOQF
— 白井計 (@shirai_fx1) August 19, 2024
「水曜日、労働統計局は2023年4月から2024年3月までの雇用を最大100万人下方修正する。つまり、過去1年間に記録された「好調」はすべて外れたことになり、アメリカの雇用市場は政権が認めるよりもはるかに悪い状態にあるということだ。」 https://t.co/vkeqXs5cQV
— 服部孝洋(東京大学) (@hattori0819) August 18, 2024
ちょっとまて。
これが本当なら今の雇用統計とはどれだけの乖離があるんだ??
2023年で雇用が減少しているのなら今の経済だとさらに減ってる計算になる。 pic.twitter.com/OUTGEtaZzq— mofumofu (@pointroomz) August 18, 2024
雇用統計が話題になってますが、これを知ってる人は今更感では…💦
JOLTs求職とS&P500のチャート。
ここからS&P500は乖離の修正に入るんでしょうかね🤔 https://t.co/d0N0MSxMdn pic.twitter.com/nwYxuOlugr— くろねこ@インデックス投資×医療者 (@kuroneko_pt) August 19, 2024
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