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自民党の細田衆院議長、10増10減に懸念表明!地方議員が減ると反発 「地方いじめのよう」


*自民党細田氏
自民党の細田衆議院議長が衆議院選挙の小選挙区を「10増10減」とする制度改正について、反対するとのコメントを出しました。

政府では一票の格差を見直すための案が議論されており、すでに10増10減とする方向で法律を可決しています。

これに細田衆議院議長は強い不満を感じていたようで、NHKは5日夜に都内の会合で細田氏が「地方いじめのように『10増10減』をすることはちょっと考えたらどうか。心ない政治をやってはいけない」などと発言したと報道。
本来ならば公正公平な立場である議長から制度改正に反対するとの意見が出たことは波紋を呼び、野党からも細田議長が適切かどうかとする批判の意見が噴出しています。

元々、特定の地方だけに有利な状況があり、それが自民党の強い支持基盤にもなっていたことから、10増10減は与党内でも慎重派が多くいました。
細田議長は与党内の意見を代弁したものだと見られ、自民党の姿勢が変わらなければ、制度改革は中々進まないかもしれません。

 

細田衆院議長 衆院小選挙区「10増10減」に改めて懸念示す
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220405/k10013568801000.html

衆議院選挙の小選挙区の「10増10減」をめぐり、細田衆議院議長は「地方いじめのように『10増10減』をすることはちょっと考えたらどうか」と指摘し、改めて懸念を示しました。

いわゆる1票の格差を是正するため、政府が法律に基づいて衆議院選挙の小選挙区の数を変更する「10増10減」の作業を進める中、与野党からは地方選出の議員が減ることで地方の声が反映されにくくなるとして懸念の声が出ています。

 

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