*官邸
自民党の石破茂総裁が記者会見を行い、10月27日に投開票された衆議院選挙に対するコメントを発表しました。
2009年以来の過半数割れとなったことに関して石破首相は「衆議院選挙で自民党は国民から極めて厳しい審判を頂戴した。有為な方々を多く失ったことは痛恨の極みだ。真摯に厳粛に受け止め、心底から反省し、生まれ変わっていかなければならない」と述べ、引き続き首相として自民党の改革を行うと表明。
引責辞任は考えていないとしており、野党勢力とも政策で一致できる部分は協力しながら国会運営を継続するとしていました。
読売新聞の記事には具体的な名前として国民民主党が掲載され、石破首相が国民民主党への協力呼び掛けで動いていると取り上げています。
一方で、今回の選挙戦を担当した自民党の小泉進次郎選対委員長は「責任を取る」として選対委員長の辞表を提出しました。
自民党の看板役だった小泉進次郎氏の役職辞任はインパクトがあり、石破氏に対しても内外から交代を求める声が噴出していると伝えられています。
自民党総裁 石破首相会見 “厳しい審判 痛恨の極み”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241028/k10014621231000.html
石破総裁「心底から反省 生まれ変わらなければならない」
石破総理大臣は記者会見で「衆議院選挙で自民党は国民から極めて厳しい審判を頂戴した。有為な方々を多く失ったことは痛恨の極みだ。真摯に厳粛に受け止め、心底から反省し、生まれ変わっていかなければならない。今回の厳しい結果は党の改革姿勢に対する国民の厳しい叱責と受け止めている」と述べました。政治とカネ 「身内の論理 今後は一切排除」
石破総理大臣は「身内の論理や党内の理屈と国民から思われていることを今後は一切排除し、私自身も原点に返り、厳しい党内改革を進め、なかんずく政治とカネについてはさらに抜本的な改革を行っていく」と述べました。
石破首相、辞任せず国民民主に協力呼びかけ政権維持図る意向
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241028-OYT1T50029/
第50回衆院選は27日投開票された。自民党は「政治とカネ」の問題を受けて大敗し、公明党を合わせた与党で総定数465の過半数(233議席)に届かなかった。立憲民主党は、公示前から議席を大幅に増やした。今後、政権の枠組みを巡って与野党の攻防が始まり、政局が流動化する可能性もある。日本維新の会や、公示前から議席を伸ばした国民民主党の動向も焦点となる。
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