
12月6日に沖縄本島近海で発生した中国軍機のレーダー照射問題で、中国側が日本からのホットライン(専用電話)を通した呼び掛けに応じなかったことが分かりました。
このホットラインは2023年3月に日本と中国の衝突回避のための対話用通話として設置されたもので、緊急連絡体制「海空連絡メカニズム」の柱として両国が共同で運用。
読売新聞の記事によると、レーダー照射事件が発生した当日に日本側が連絡を試みるも、それに対して中国側は何も応じなかったとのことです。
当初は現場の中国軍機が暴走したとの話もありましたが、当局レベルでホットラインの対話に応じなかったのだとすれば、国ぐるみの意図的な黙認があったとも考えることができます。
その後も中国軍機の領空接近や日本近海への侵入が相次ぎ、9日にはロシアの核兵器搭載可能な爆撃機Tu-95と合わせて、中国の長射程ミサイルを搭載可能な爆撃機H-6が2機も接近していました。
この爆撃部隊は沖縄本島・宮古島間から太平洋の四国沖まで飛行しており、日本海から対馬海峡を経由する形でグルっと日本列島近海を移動しています。
6日に空母「遼寧」が沖縄近海で初めて艦載戦闘機などの発着艦訓練を実施していることからも、中国軍の活動が日本近海で活発化していると言えるでしょう。
レーダー照射問題で日本のホットライン呼びかけに中国応じず…2023年3月に開設も機能せず
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20251209-GYT1T00059/
航空自衛隊機が中国軍機からレーダー照射された問題を巡り、日中の防衛当局間のホットライン(専用電話)が機能していなかったことが分かった。日本側が連絡を試みたが、中国側が応じなかったという。当局間の対話をも拒む中国の閉鎖的な姿勢が浮き彫りになった形だ。
9日(火)の午前から夕方にかけて、ロシアの核兵器搭載可能な爆撃機Tu-95×2機が日本海→対馬海峡を飛行し、中国の長射程ミサイルを搭載可能な爆撃機H-6×2機と東シナ海において合流したあと、沖縄本島・宮古島間→太平洋の四国沖まで我が国周辺を共同飛行しました。… pic.twitter.com/6RcWJbM99b
— 小泉進次郎 (@shinjirokoiz) December 9, 2025
【速報】中国側“事前通告”音声を公開
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中国軍機による自衛隊機に対するレーダー照射問題で、中国国営テレビ系のSNSは「事前に通告した」と主張する音声を公開中国国営テレビ系のSNSより
中国軍側
「こちらは中国の101艦です。私たちの編隊は計画通り艦載機の飛行訓練を行います」
自衛隊側… pic.twitter.com/3LJ76isNHy— 報道ステーション+サタステ (@hst_tvasahi) December 9, 2025
中国政府自ら公開した音声で墓穴を掘る🤭
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中国「日本艦艇は『了解』と返答した‼️これが証拠や!どやっ‼️」
↓
音声公開
↓
日本の護衛艦「I copied your message」
↓
防衛省「『I copied』は『通信を受領した』程度の意味しかないというのが常識。『了解』や『承諾』を意味しない」 pic.twitter.com/QfmwShASki— Tokyo.Tweet (@tweet_tokyo_web) December 10, 2025
中国の外交を即上書きして無効化するカウンターつよい
12月8日
🇨🇳王毅外相と🇩🇪外相会談王毅
「ドイツと違い日本は戦後80年を経ても反省してない」↓翌日
12月9日
🇯🇵小泉防衛相が🇩🇪駐日大使と面会小泉防衛大臣
「ドイツ航空機も7月に中国軍艦からレーザー照射被害」「両国の認識は一致」 https://t.co/U6mVouC9Hn pic.twitter.com/pZuwTCA675
— Chum(ちゃむ)🎄🦌 (@ca970008f4) December 10, 2025
【了解の意味はない】中国のレーダー照射問題で、中国が『訓練を事前に通告していた、日本艦艇は了解と返答した』との主張に、防衛省「I copiedは通信を受領した程度の意味しかないというのが常識。了解や承諾を意味する言葉としては使っていない」 pic.twitter.com/rRWtYB6MSX
— Mi2 (@mi2_yes) December 10, 2025
中国軍「本当の戦争準備をご覧に入れましょう」 https://t.co/sw9xflpmsO pic.twitter.com/0xAdzyxjvn
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) December 11, 2025
テレビの人「小泉大臣の発言に中国が反発していますが、どう思いますか?」
↓
進次郎「橋下さんも含め皆さんわかってると思いますが…鵜呑みにせず日本のメディアが冷静に状況を見ないと、相手の日本を混乱させようという意図が成功してしまう。」素晴らしい釘の刺し方だねpic.twitter.com/YTuivmmPXP
— 東郷ゆう子の旦那 (@togootto) December 6, 2025
中国から30分間照射されても中国は日本が先制攻撃してきたという主張のために反撃して欲しいんだよ。この挑発には乗らず、実際に起きたことを全世界に明らかにする方が中国にとってダメージになる。
🇨🇳中国軍機からのレーダー照射に耐え続けた日本の自衛官!!
gjtmmag pic.twitter.com/IJbxirzNih
— 358ちゃん (@max358japan) December 9, 2025
日本で地震が起こり一夜明けた
←中国
台湾→
の公的機関のポスト。もう比較するのもおぞましいので何も解説しません(笑) pic.twitter.com/wl7LUyMiPP
— 台湾史.jp (@Formosanhistory) December 9, 2025
中国はこのわずか数日間で、フィリピン空軍機に対して照明弾を発射し、台湾周辺で戦闘準備パトロールを実施し、日本の自衛隊機にレーダーを照射し、さらにはロシアの爆撃機とともに戦略パトロールを行いました。間違いなく中国こそがインド太平洋地域の挑発者であり、トラブルメーカーです。 https://t.co/u6Q0EJyAI7
— Joseph Wu (@josephwutw) December 10, 2025

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