*官邸
中東を訪問中の安倍首相がヨルダンから記者会見を行い、改めて森友文書問題などで対応することを強調しました。
記者会見の中で安倍首相は「国民の皆様から厳しい目が向けられていることを真摯(しんし)に受け止め、麻生副総理兼財務大臣の指揮の下、徹底的な調査を進めるよう指示しており、できるかぎり速やかに結果を示したい」と述べ、麻生氏をトップにして調査を実施するとコメント。
森友文書問題やデータ不正等の不祥事は政府主導の調査を行うとして、近い内に結果を示す方針だと明らかにしました。
また、憲法改正に関しても「この1年間で批判も含めて議論が深まり広がってきたと考えている。自民党はことしの運動方針で、具体的な4項目について議論を重ねて改正案を示し、憲法改正の実現を目指すこととしており、議論はいよいよ煮詰まってきている」と言及し、議論が最終段階に突入したと強調しています。
森友文書問題の調査をしながら、憲法改正も同時進行で実施することを強調した記者会見になったと言え、これからの安倍政権の方針を示した会見でした。
国民からは疑惑の中心人物である麻生太郎財務相の調査には根強い不信感があり、与党支持者からも「麻生の指揮で大丈夫なのか?」と疑問の声が相次いでいます。
文書改ざん問題 徹底調査で速やかに結果 首相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180501/k10011424621000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
財務省の決裁文書の改ざん問題について、安倍総理大臣は訪問先のヨルダンでの記者会見で、徹底的に調査して速やかに結果を示したいとしたうえで、麻生副総理兼財務大臣には再発防止の徹底や組織の立て直しに向けて、責務を果たさせるという考えを重ねて示しました。
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