5月23日に公開された約4000ページの森友決裁文書を巡って、重大なトラブルが起きていたことが分かりました。
報道記事によると、財務省は公開した決裁文書を僅か3時間で削除し、翌日になって再び公開したとのことです。その理由は黒塗り(マスキング)した部分が一定の操作によって閲覧が出来る状態になっていたというもので、透けて見えた黒塗り部分には稲田朋美元大臣の夫や二階幹事長の名前がありました。
このようなトラブルが発生した原因は財務省のパソコン作業で、元のデータを消さずにそのまま塗り潰したことから、残っていた隠すべきデータも一緒に公開されてしまったと見られています。
完全に財務省の大失態だと言え、その後の国会では野党から「なんで政治家の名前を隠すのか!」と政府が追及を受ける事態になりました。
公開された資料の多くには黒塗り部分があり、いずれもプライバシー保護を理由に財務省は具体的な情報を明らかにしていないところです。
ちなみに、問題の黒塗り削除バージョンはキッチリとネットユーザーたちが保管していたようで、その後に魚拓データが公開されています。
森友4000枚文書黒塗り剥がすと、稲田元防衛相の夫や二階幹事長の名前 財務省痛恨のミス
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%A3%A
財務省は23日、約4000ページにのぼる森友学園との交渉記録や改ざん前の決裁文書をホームページで公開した。ところが、約3時間後の同日夕にすべて削除。24日未明にあらためて公表した。その理由は、資料の一部について「マスキングした情報が一定の操作により閲覧し得る状態となっておりました」からだという。
もちろん、情報公開された文書をマスキングすることは、プライバシー保護などの理由があれば一定の条件のもとで認められている。だが、財務省のやり方はまずかった。
「財務省の官僚は、黒塗りのマスキングするときにパソコンで作業したのでしょう。ただ、元のデータを消さずにそのまま塗りつぶしたので、隠すべき部分がデータとして文書に残ったままになっていた。こういったミスを避けるため、紙に印刷をしてからスキャンするなどの対策をするものなのですが……」(野党関係者)
”財務省は、23日に国会に提出した森友学園との交渉記録や決裁文書をホームページにも掲載しましたが、黒塗りにしていた個人情報が一定の操作をすれば見える状態になっていました。”
オリンピックドーム建設のときも一回やらかした事例があるのに、学習しとらんのか。
— パブリック・エネミー=フミン2号B型 (@IcyFumin) 2018年5月24日
電子決裁の文書の書き換えはできるのに文書の黒塗りすらまともにできないとは……。恣意的にやったのではと疑ってしまうレベル。
— Edward (@altedward134) 2018年5月27日
財務省「改ざん前の決裁文書が都合悪過ぎて黒塗りが終わらないから23日まで公開時期延期するわ」→自公「ええよ!」 | BUZZAP!(バザップ!) https://t.co/6kdbVSgWr5 ※メディア関係者は当然、黒塗り外してるんでしょうね?全部外して公開するのがウィキリークス財務省に対する礼儀w
— アルルの男・ヒロシ (@bilderberg54) 2018年5月27日
財務省が国会に提出した決裁文書の黒塗り部分が、一定の操作で外れるようになっていた! https://t.co/2ST4llv6c4ツイートによると、“公開後3時間は、黒塗りが外せるやつだった”とのことです。しかも、この黒塗りが外せるPDFファイルは、今でも「インターネットアーカイブ」で見られるとのこと。
— ばーば (@nanokuni) 2018年5月29日
財務省の黒塗り決裁文書が剥がれて名前が出てくる(笑)#こんなネトウヨは嫌だ https://t.co/b4tYphktgb
— SeriousTom (@SeriousTom1) 2018年5月27日
官僚って以外とバカ?
財務省が国会に提出した決裁文書の黒塗り部分が、一定の操作で外れるようになっていた! https://t.co/0DK8B2CyFe— santinian (@funkey_monkey_V) 2018年5月28日
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