先日にNHKが「ホンダ アシモの開発をとりやめ 研究開発チームも解散」と報道して騒然となりましたが、この情報は誤報だったようです。
NHKの報道後にホンダは公式ホームページを更新し、「ASIMOのような人に寄り添い、生活の質を向上させ、人の可能性を拡大するロボティクス研究に取り組んでおり、ヒューマノイドロボットの研究も継続しています。また、これまでのASIMOの技術の量産製品への転用や、応用製品の実用化にも取り組んでいます」とのコメントを発表。
アシモの技術を再利用する形で、新しいヒューマノイドロボットの研究・開発を継続していると明らかにしました。
実際に電話確認をした方も居たようで、ホンダの広報も「誤報」との認識で対応していると報告されています。新型ASIMOの研究開発が止まっているのは事実みたいですが、それは研究チームの解散というような話やロボットプロジェクトの中止というわけでは無いということです。
NHKがこんな誤報をした理由が不可解で、NHK側の説明がほしいと言えるでしょう。
↓アシモを利用した新型の歩行アシスト
Hondaのロボティクス研究の取り組みについて
http://www.honda.co.jp/info/20180628.html?from=copy
Hondaは2030年に向けて「すべての人に“生活の可能性が拡がる喜び”を提供する」ことを目指しています。その実現に向けて、ASIMOのような人に寄り添い、生活の質を向上させ、人の可能性を拡大するロボティクス研究に取り組んでおり、ヒューマノイドロボットの研究も継続しています。
また、これまでのASIMOの技術の量産製品への転用や、応用製品の実用化にも取り組んでいます。
ASIMOは現在、Hondaウエルカムプラザ青山・Honda Collection Hall(栃木県茂木町ツインリンクもてぎ内)・日本科学未来館(東京都江東区)で毎日デモンストレーションを行っております。Hondaウエルカムプラザ青山ウェブサイト
http://www.honda.co.jp/welcome-plaza/contents/guide/asimo/Honda Collection Hallウェブサイト
http://www.twinring.jp/collection-hall/asimo/日本科学未来館ウェブサイト
http://www.miraikan.jst.go.jp/activity/future.html
【アシモの開発をとりやめ】
大手自動車メーカーのホンダは、2足歩行の人型ロボット「アシモ」の開発をとりやめていたことがわかりました。 https://t.co/Vfi1hENU4S— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2018年6月28日
いまホンダの広報の方に電話で確認しました。ざっくり言うと、これは誤報という理解で良いようです。二足歩行ロボットの開発も続けているし、いわゆるASIMOの活動も従来どおり。新型などが出るかどうかはわからないとのこと。追加詳細(というほどでもないですが)はニーズがあるようならどこかで https://t.co/gS6WprWaOQ
— 森山和道 (@kmoriyama) 2018年6月28日
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