*沖縄県庁
辺野古基地の埋め立て問題を巡って、国側が一般の県職員にも圧力をかけていた可能性が浮上しています。
亡くなった翁長前知事の妻・樹子さん(62)が沖縄タイムスのインタビューに応じて、辺野古基地の埋め立て承認撤回を決める前に国側が沖縄県側に強い圧力をかけてきたと言及。
実際のインタビュー中では「撤回が現実味を帯びてきた頃、国から『一般の職員にも損害賠償を求める可能性がある』という情報が伝わってきたんです。脅しのようにも聞こえるでしょ」と発言しており、国の圧力によって沖縄県庁内部でも議論があったと語っています。
これを受けて翁長知事は「自分は政治家だから丸裸にされても、撤回をやる覚悟はある。でも一般職員をそんな矢面に立たせるわけがない」などと怒りのコメントをし、最終的には承認撤回を決意する流れになったみたいです。
このインタビュー記事は波紋を広げ、鳩山由紀夫元首相も「これをパワハラと言わずに何をパワハラと言うのだろうか。この圧力に屈しなかった翁長知事の遺志を国民全体が守ろうではないか」と指摘しています。
「翁長雄志は命がけでした」 妻樹子さんが語る壮絶な最期
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180901-00307620-okinawat-oki&p=2
撤回が現実味を帯びてきた頃、国から「一般の職員にも損害賠償を求める可能性がある」という情報が伝わってきたんです。脅しのようにも聞こえるでしょ。
県庁内は戦々恐々になったようで、翁長は「自分は政治家だから丸裸にされても、撤回をやる覚悟はある。でも一般職員をそんな矢面に立たせるわけがない」って、強く言ったんです。私たち家族もその責任を負う覚悟はありました。でも一般職員にそんなことを言うのはどうなんでしょうか。
翁長知事の奥様へのインタビューで、辺野古の埋め立て承認を撤回すると、一般の県職員にまで損害賠償を求める可能性があると、国が脅しをかけていたことが明らかになった。これをパワハラと言わずに何をパワハラと言うのだろうか。この圧力に屈しなかった翁長知事の遺志を国民全体が守ろうではないか。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2018年9月1日
翁長知事の妻、樹子さんのインタビュー。by 岩上安身さん
いやー、聡明な方だなあ!!!!
デニーさんについても語ってます! pic.twitter.com/n7aTLnHzIf
— YOKO(玉城デニー♡ゆいまーる) (@granamoryoko18) 2018年9月5日
朝日が報じる翁長知事最後の会見前後の様子。体はボロボロでも、30分にわたって「傍若無人な工事」と埋め立て承認撤回を表明。帰宅後、玄関から寝室まで20分かかるほど。妻に託した、子どもたちへの想いのこもった最後のメッセージ。どれも沖縄を愛し、強さと優しさをもった翁長さんを伝えて余りある。 pic.twitter.com/YuMgkdnniq
— knamekata (@knamekata) 2018年9月5日
鳩山由紀夫氏「翁長知事の奥様へのインタビューで辺野古の埋め立て承認を撤回すると、一般の県職員にまで損害賠償を求める可能性があると、国が脅しをかけていたことが明らかになった」
事実なら、沖縄戦の時「軍のいう通りにしない奴はスパイ」の汚名を着せたやり方と一緒じゃないか。ひどすぎるな。
— ryozanpaku (@gnpthnt311) 2018年9月2日
松本美紀子様から。#安倍政権 が沖縄県職員に恫喝!#翁長雄志 前知事の妻のインタビューで発覚。
「#辺野古 の埋め立て承認を撤回すると、一般職員にまで損害賠償を求める可能性がある」これって国が地方公務員に対して恐喝したのだ。#安倍晋三 は、#ヤクザ といざこざがあるが、安倍自身がヤクザだ!— No More Shinzo Abe (@nogamba_nolife7) 2018年9月4日
アメリカはもう沖縄基地は要らないといっているのに(グアムに移す)、ほしがっているのは利権がある日本人(外務省。防衛相その他ゼネコンなど)。それなのに移設撤回したら県職員にまで損害賠償を問う、という現政権(利権側)。それはいくらなんでもご容赦ください。
— 国民の生活が第一 (@hiyochann) 2018年9月4日
安倍政権になってから、日本政府VS米国じゃなくて、日本政府VS沖縄になってる。
自国の沖縄県を敵視する日本政府・官邸っておかしくねぇか。 https://t.co/g2pvRKIVHv— umekichi (@umekichkun) 2018年9月3日
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