9月28日にインドネシア中部のスラウェシ島を襲来したマグニチュード7.5の地震津波について、地元当局は死者の数が1200人を超える可能性があると発表しました。
被災地で活動をしている人道支援グループ「ACT」の発表として、10月1日時点で死者数が1203人に到達したと報じられています。
この死傷者数は今年に発生した地震としては世界最悪の数字で、発生から72時間が経過したことで更に増えることになる可能性が高いです。
今回の地震はパル・コロ断層が大きくズレ動いて発生したと見られ、深さわずか10キロと浅い場所で発生したことから津波の到達もかなり早かったと報告されています。
津波が地震直後に襲来したことで犠牲者数が激増し、これだけの大被害となってしまいました。
インドネシア政府は各国からの支援も受け入れており、現在進行系で救助活動を行っています。
インドネシア津波 「最悪のシナリオ」が現実に
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-45715025
インドネシアでは毎日のように地震が起きるが、スラウェシ島中部パルを襲った揺れと津波の規模は地元住民にとっても科学者にとっても想定外だった。
9月28日に発生したマグニチュード(M)7.5の地震と津波による死者は、これまでに少なくとも840人が確認されたが、最終的な人数は数千におよぶ恐れがあると政府は言う。
複数の科学者はBBCに対して、地形やタイミング、事前警報が不十分だったことなどが合わさって、パルの被害は「最悪のシナリオ」とも呼べるものになってしまったと説明した。
死者数「1200人超」情報も=発生72時間経過-インドネシア地震
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018100101092&g=int
【パル(インドネシア)時事】インドネシア中スラウェシ州を襲った大地震と津波で、同国の人道支援グループ「ACT」は1日、死者数が1203人に上ったと明らかにした。国家災害対策庁は同日午後2時(日本時間同3時)時点で、確認された死者数は844人だとしているが、さらに増える可能性が高い。
More before/after comparisons from around the #PaluTsunami and #PaluEarthquake captured by @planetlabs. Included rough lat/long. Keep an eye on https://t.co/Kz73HlYmGF as they often post the sat. imagery for responders, relief agencies et al. pic.twitter.com/1Vreovjt9b
— Murray Ford (@mfordNZ) 2018年10月1日
インドネシア中部のスラウェシ島で28日発生したマグニチュード7.5の地震と津波で、防災当局はこれまでに832人が死亡したと発表しました。今後、犠牲者の数はさらに増えるおそれがあるとしています。
スラウェシ島パル 30日の映像https://t.co/KChaXNYsmB #nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/XJwTdrfIgL— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月30日
インドネシアの地震で発生した津波がエグい…
pic.twitter.com/2NIE0AkVSC— ツイチューブ Twitube (@Twitube_123) 2018年9月30日
スラウェシ州の州都パル北部のドンガラには30万人が暮らしているが、ほとんど連絡が途絶えているという。#インドネシア #地震 #津波 pic.twitter.com/XZ6m4zPW2t
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2018年10月1日
地震と津波に見舞われたインドネシアでは重機や人員が足りず、手作業の捜索を余儀なくされているとか。
東日本大震災では▽気仙沼などに救助隊や医療班を派遣▽寄付金1億6000万円で図書館建て替え などの手を差し伸べてくれたインドネシア。同じ地震国としてできることを。 https://t.co/gTAAdghghV
— 林哲平 Teppei Hayashi (@hwhayashite) 2018年10月1日
インドネシアの地震で
航空管制官の21歳が、地震の
最中にフライトを見送ったのちに、死亡。明日生きてるか保証は
本当にないので、この流れる時間を大切に。Young air traffic controller who died during Indonesia earthquake hailed a hero https://t.co/3oKFBb18SM
— Yuma@インド (@310yumajpn) 2018年9月30日
インドネシア東部で起きたM7.5の地震が発生した時、
パルの空港で21歳のAgung管制官はバティックエアの航空機が離陸できるよう誘導し続け、無事に空へ上がっていったのを見届けてから、倒壊しかけている建物から飛び降りたが亡くなった。
多くの命が彼のおかげで救われたのかもしれない。 pic.twitter.com/OTa2MYgULs— tasha (@phootahh) 2018年9月30日
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