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次期戦闘機の輸出、岸田首相は必要だと強調!野党からは「人を殺す武器を売る国になる」と批判相次ぐ 日英伊の共同開発で輸出条件か


*防衛省
3月4日の参議院予算委員会で岸田首相は日本とイギリス、イタリアの3カ国で共同開発している次期戦闘機について、国外への輸出は必要不可欠だとの見解を示しました。

NHKの記事によると、野党からは「今まで殺傷能力のある武器を日本は輸出してこなかった中、『人を殺す武器』を売る国にしたいのか」などと次期戦闘機の輸出に関して批判の声が飛び交うも、それに対して岸田首相は「パートナー国のみならず第三国への移転を考えれば、より市場が大きくなることから、取り組みを効率化し、主導していくうえで重要だ」と述べ、第三国への輸出や移転も視野に入れていると強調。

日本とイギリス、イタリアの3カ国以外にも輸出することで市場の拡大や費用抑制が出来るとして、次期戦闘機は輸出を前提にして調整していると発言していました。

イギリスの国防大臣も去年の議会答弁で「共同開発が成功裏に運営されるためには『防衛装備移転三原則』の変更が必要になる」などと発言しており、日本が次期戦闘機の輸出を容認することが重要だと指摘しています。

イギリスやイタリアは装備品や兵器の輸出を前提していることが多く、これまでも採算を取るために新兵器を輸出用にカスタマイズして提供したことが過去に何度もありました。
日英伊の共同開発は輸出を条件にしているのではないかと思われ、日本政府が慌てて法整備を行っているのが現状だと考えられます。

 

英伊と共同開発 次期戦闘機輸出 “日本にとって重要”岸田首相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240304/k10014378491000.html

イギリス、イタリアと共同開発を進めている次期戦闘機の第三国への輸出をめぐり、岸田総理大臣は、日本にとって好ましい安全保障環境を作るためにも重要だとして、必要性に理解を求めていく考えを示しました。
4日午前の参議院予算委員会で、立憲民主党は、イギリスとイタリアと開発を進めている次期戦闘機など、他国と共同開発する防衛装備品の第三国への輸出をめぐり、「今まで殺傷能力のある武器を日本は輸出してこなかった中、『人を殺す武器』を売る国にしたいのか」とただしました。

次期戦闘機、英伊との開発最適 防衛装備輸出で岸田首相―参院予算委
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024030500162&g=pol

 参院予算委員会は5日午前、岸田文雄首相と全閣僚が出席して、2024年度予算案に関する2日目の基本的質疑を行った。首相は次期戦闘機に関し、「コストなどの観点から英国、イタリアとの共同開発が最適な選択肢だと判断した」と説明。防衛装備品について「わが国の平和と安定を確保する上で最新鋭の次期戦闘機開発が不可欠だ」と述べた。

 

 

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