人気漫画家の山本さほさんが世田谷区役所の対応に問題があるとして告発した短編漫画が話題になっています。
山本さんによると、今月1日に世田谷区役所が主催した国際マンガ交流イベントに講師として参加したところ、世田谷区役所の担当者は当日になって使う予定だったデータを無くした上に、会場をダブルブッキングしてそのキャンセル料金を山本さんのギャラから引くように求めてきたとのことです。
お店のキャンセル料は2万円で、最終的には担当者の機嫌が直ってギャラを受け取ることが出来たと報告しています。そして、その後に山本さんがダブルブッキングされたお店を訪問して確認してみると、山本さんのギャラは予算から場所代を引いたものだったことが判明。
既に場所代を取られている状態なのに、追加でキャンセル料を負担させようとしていたことに激怒した山本さんは、「世田谷区役所と仕事したんだけど、やばすぎて笑うしかなかった… 人のことなんだと思ってんだろう」とコメントしてネット上で話題になっているところです。
この騒動を受けて世田谷区長の保坂展人氏が謝罪のコメントを発表し、山本さんや関係者への謝罪を表明しています。山本さんの抗議ツイートは7万回以上もリツイートされ、今も物凄い勢いで拡散されていました。
世田谷区役所と仕事したんだけど、やばすぎて笑うしかなかった…。
人のことなんだと思ってんだろう。— 山本さほ (@sahoobb) 2018年10月1日
区役所と仕事したまんがです。 pic.twitter.com/dIjeba0dix
— 山本さほ (@sahoobb) 2018年10月2日
オーストラリアの姉妹都市交流のプログラムで、漫画家の山本さほさんに御協力をいただいたワークショップのことで、管理職に事実確認をしました。ダブルブッキングで生じたキャンセル料を謝礼から差し引く等の発言をしたことがわかり、山本さん他関係者に多大なご迷惑をかけたことをお詫びします。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) 2018年10月3日
山本さほさま
突然のメッセージで失礼いたします。区がご依頼した仕事でご迷惑をおかけしたようで申し訳なく思います。どのような状況があったのかご説明をいただけましたら強く是正を求めることもできると考えます。長文になるかと思いますのでフォロー頂きDMでやりとりをさせて頂ければ幸いです。— 上川あや 世田谷区議会議員 (@KamikawaAya) 2018年10月2日
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