*ソフトバンク
12月6日に発生したソフトバンクの大規模な通信障害について、スウェーデン通信機器大手エリクソンが提供している機材の証明書期限切れが原因だったことが分かりました。
ソフトバンクによると、通信機材に使用していたエリクソン製交換機のソフトウェア証明書が期限切れとなり、それによって機材が正常に動かなくなって大規模な通信障害になったとのことです。エリクソンも7日朝にプレスリリースを発表し、証明書の期限切れが原因であると認めました。
12月6日はソフトバンク以外の企業でも通信障害が発生しており、イギリスの方では信号機が止まるなどのトラブルが発生。問題が発生した機材はいずれもエリクソン製の交換器などを使用していたと報じられています。
システム関連の証明書期限切れは意外とあるトラブルの一つで、ある程度の知識がある人達からは「自分もあった・・・」「これから証明書の確認作業で大変になりそう」などと複雑な心境が見え隠れしていました。
12 6, 2018 (GMT+0:00)
#EricssonFollowing network disturbances in a number of Ericsson’s (NASDAQ:ERIC) customer networks, Ericsson has taken immediate action to minimize impact and support the restoration of services.
During December 6, 2018, Ericsson has identified an issue in certain nodes in the core network resulting in network disturbances for a limited number of customers in multiple countries using two specific software versions of the SGSN–MME (Serving GPRS Support Node – Mobility Management Entity).
Börje Ekholm, President and CEO, Ericsson, says: “The faulty software that has caused these issues is being decommissioned and we apologize not only to our customers but also to their customers. We work hard to ensure that our customers can limit the impact and restore their services as soon as possible.”
An initial root cause analysis indicates that the main issue was an expired certificate in the software versions installed with these customers. A complete and comprehensive root cause analysis is still in progress. Our focus is now on solving the immediate issues.
During the course of December 6, most of the affected customers’ network services have been successfully restored. We are working closely with the remaining customers that are still experiencing issues.
TBSビビットに行ってきます。「ソフトバンク障害はエリクソンvMMEの証明書期限切れが原因」をお茶の間向けに解説するなかなか困難な仕事です
— 三上洋 (@mikamiyoh) 2018年12月6日
エリクソンの障害、証明書の期限切れって聞いてゾッとしたわ。これ、全然他人事じゃねーっておもってるエンジニア結構いるんじゃないかな?
— polaris (@Polaris_sky) 2018年12月6日
直接原因は証明書の期限切れと報道されているが、『ソフトウエアを旧バージョンに戻すことで、復旧を行いました』とあるので、旧バージョンは証明書を使ってなかったか、検証してなかった? / “20181206_02” https://t.co/kx4f8fu8lK
— 徳丸 浩 (@ockeghem) 2018年12月7日
証明書の期限切れが原因と分かり、突然、昨日の障害が身近なものと感じられるようになったインフラエンジニアの皆さん(含む自分)
— りおりおすと(45) (@rioriost) 2018年12月6日
ソフトバンクの障害の原因は SGSN/MME まわりの証明書の期限切れ,らしいと。ごほん。「電子証明書の期限を切らしたことのないエンジニアのみが,まず,エリクソンに石を投げなさい」https://t.co/Dbj52eKl72
— paina (9歳) (@paina) 2018年12月6日
SBの通信障害で「交換機の故障」とはパケット交換機の事。SGSN-MMEは、マルチアクセス、GSM、WCDMA、LTE、およびWi-FiとCDMAとの連動をサポートする。SGSNは3G、MMEはLTEの認証を担ってる。新旧2つの通信方式を橋渡し役する部分で互いの身分を証明する電子証明書が期限切れだったためエラーが起きた
— 小原美香子 (@alen_bluebee) 2018年12月6日
ウチの証明書は大丈夫なんだろうな?
という、上司のせいで、
本日ムダな調査をするハメになるSE続出😭
(そして、意外とムダではなかったり…)ソフトバンクの通信障害、原因は「エリクソン製交換機」 ソフトウェア証明書の期限切れhttps://t.co/6PS6xFPHTM
— 情報処理技術者試験ナビ (@hpeo_it) 2018年12月6日
エリクソンの障害原因が「証明書の有効期限切れ」だったようだが、システム開発やっていたらよくある話なので、
「うちは大丈夫か?今の作業を止めてもいいので最優先で確認しろ!」
と業界がバッタバタということになりそう
— 孤高のSESエンジニア (@orgmrm334) 2018年12月6日
証明書の期限切れが原因で障害出ちゃったと。だいたい凡ミスほど障害レベル高くなるんだよなぁ。 / “Update on software issue impacting certain customers” https://t.co/gOSMaUPnnV
— ぷーじ (@YuG1224) 2018年12月6日
エリクソンから情報が出て「期限切れの証明書が原因」とのことなんだけど、SBの発表だと「ソフトウエアを旧バージョンに戻すことで、復旧を行いました」なので、一体何をどうやって復旧したんだという感がある。新しいバージョンに入っていた証明書の方が古かった?
— 堀石 廉 (石華工匠) (@Holyithylene) 2018年12月6日
証明書の期限切れ……😱
なぜ、日本、イギリス、ベトナムで同時に「エリクソン製交換機」に異常が生じたのか、ピタリと説明できる。 https://t.co/siPSs7gdH7— ふじた_🐱♨💻雑用 (@nfujita55a) 2018年12月6日
証明書の期限切れが原因なら今まで異常がなくて当然。
有効期限が切れた瞬間にエラーになるから。 pic.twitter.com/17jMe4fbeC— ゆったりやくも (@yuttariyakumo) 2018年12月6日
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