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日銀の「株」購入額が6兆円突破、2018年の1年間だけで!ETF購入も限界か?異次元緩和も計400兆円に!

*日本銀行
日本銀行によるETF(上場投資信託)の買い入れ累計額が2018年度だけで6兆円を突破したことが分かりました。日銀の発表を見てみると、2018年度のETF買い入れは累計で6兆678億円となり、前年の5兆9033億円を超えて過去最大を更新。
暦年ベースで節目の6兆円を初めて突破した形で、信託銀行と事業法人が購入した金額よりも多くの株式を日銀が買い支えていました。

これは株式市場の半数を日銀が買い支えていることを示しており、本来ならば節目の2万円台も大きく割り込んで日経平均株価が下がっていた可能性があったと言えるでしょう。

また、日本銀行がこの5年半に量的・質的金融緩和策で市場に供給した資金の累計が400兆円にも達したことが判明しました。安倍首相はに量的・質的金融緩和策を「アベノミクスの果実がもうじき行き渡る」と評価していますが、実際には資金の大半が一部の銀行や企業に留まっている状態で、中小企業や庶民には行き届いていないです。
このままだと次の経済恐慌に備えるための予備も使い果たしてしまうリスクがあり、米中貿易戦争で不安定化している世界情勢を考えると、そろそろ量的・質的金融緩和策にストップをかけなければ国全体が危険になるかもしれません。

 

2018年の日銀ETF購入額が6兆円突破、暦年で過去最高
https://jp.reuters.com/article/boj-etf-stock-market-idJPKBN1OA0PK

[東京 11日 ロイター] – 2018年の日銀によるETF(上場投資信託)の買い入れ累計額が11日、6兆円を突破した。前年の5兆9033億円を上回り、暦年での購入規模は過去最高となる。中央銀行が日本株の最大の買い手となる異例の構図が続いている。

日銀は同日、通常のETFを703億円、設備投資・人材育成支援目的型のETFを12億円買い入れた。これにより、今年のETF購入額は累計で6兆0678億円となった。日銀は保有残高を年間約6兆円増加するペースでETFを買い入れる方針を示している。今回、暦年ベースで節目の6兆円を初めて上回った。

400兆円供給した日銀の異次元金融緩和、笛吹けど庶民は踊らず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-17/PJNSMC6JTSEA01

それは歴史上最も過激な資金供給だ。日本経済をデフレから救い、成長を支援するため、日本銀行は量的・質的金融緩和策の下でこの5年半余りに400兆円近くを市場に供給した。ただ、一般庶民にはその恩恵がほとんど行き渡っていないようだ。

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