韓国の艦艇が自衛隊の哨戒機のレーダーを照射した問題で、今度は公開された映像に入っていた自衛隊員の発言内容で議論が巻きおこっています。問題となっているのは、自衛隊員が韓国軍に無線で呼び掛けた際に「JAPAN NAVY(こちら日本海軍)」と発言した場面です。
日本国内では自衛隊として「海軍ではない」となっていますが、海外の活動では普通に「JAPAN NAVY」となっています。
これについて韓国側のメディアは「軍隊を持つことができる『普通の国』を夢見る日本の野心」「日本は海軍を持っていないはず」などと取り上げ、それが日本国内でも憲法問題と合わさって議論が加熱している感じです。
一般的に「JAPAN NAVY」は「日本海軍」と直訳することが可能で、海外活動では紛らわしいことから普通に日本海軍や日本空軍などと自衛隊は名乗っています。今まで何百回と行われていた国際活動でも大きな問題はなく、今頃になって「JAPAN NAVY」で議論が巻きおこっていることに自衛隊関係者からは驚きの声もありました。
結論的に言えば、自衛隊が「JAPAN NAVY」を名乗るのは別に問題がなく、逆に現場を混乱させる恐れがあることからも「JAPAN NAVY」以外を名乗るのはリスクがあります。
今度は「JAPAN NAVY」に韓国反応 「野心明らかに」「安倍政権の志向投影」
https://www.j-cast.com/2018/12/30347196.html?p=all
通信社「ニュース1」も、このような表現を使うことには「意図が隠されている」との軍関係者の声を掲載する。
海上自衛隊の正式な英語名は「Japan Maritime Self-Defense Force (JMSDF)」。一方、NAVYは「海軍」なので、直訳すれば「日本海軍」となる。韓国側の反応はこうした点を指しているものとみられる。
なお、過去の朝日新聞記事(2017年10月19日付朝刊)にある海自自衛官の談話によれば、以前から、「(多国籍軍での)任務中には無線で『ジャパン・ネイビー(日本海軍)』と自称する」という。
JAPAN NAVYの事に突っ込んでる人居るけどよーく考えてみろ、わざわざJapan Maritime Self Defence Forceって言うのと2単語で済むJAPAN NAVYならどっちがいい?
— Nana (@GT0224_7) 2018年12月28日
防衛省がレーダー動画公開したくなかったのは「Japan Navy」と言っちゃってる部分かな。安倍は自爆したかもしれない。CNNでも「Japan's Self Defense Force」って呼称している。これ、国内の問題になっちゃうかも。防衛大臣ブーメランくらうかもな。
— 内海新聞 (@u23news) 2018年12月29日
レーダー照射映像。私の印象に残るのは、「一応よびかけようか」など、自衛隊側がきわめて冷静に対応していること。それから「Japan navy」と自称していること。https://t.co/ACRaEEGnBl
— 谷津憲郎 (@yatsu_n) 2018年12月28日
音声は何度もJapan navy と繰り返してる。その度に字幕は海上自衛隊だと。もう対外的には完全に軍隊なんだねー。 https://t.co/sxBYadlmln
— jako (@2cv210) 2018年12月28日
これを貼っておきますね。
ついでに今回公開された映像では、海自は自分たちのことを「Japan Navy」と言っていますね。
海自の英語表記は「Japan Maritime Self-Defense Force」では? と思うのですが、いつ海軍になったのでしょう。 pic.twitter.com/tgFgEXyjIj— uresy ( I'm not ABE) (@uresy1st) 2018年12月28日
ちなみに、This is JAPAN NAVY(こちら日本海軍)と何度も言っています。🇯🇵日本の国民に現場の現実を知ってもらうためにも、動画の公開は良かったと思います。 https://t.co/UPRUc4ojXk
— 高橋 浩祐 (@KosukeGoto2013) 2018年12月28日
海上自衛隊の英訳には突っ込みを入れるが、そういう輩は、何故か海上保安庁には突っ込みを入れないね。海上保安庁は、Japan Coast Guard (日本沿岸警備隊)と英訳し船体に表記している。
Japan Maritime self – defense force (海上自衛隊)→Japan Navy
海外から見ると、理解しやすいようだね。 pic.twitter.com/s5NZ0zAj81— LIFE GUARD (@WOHZxixjQdr34zy) 2018年12月29日
"This is Japan Navy" 前職にて。
「日本じゃSelf Defense Forceって言わないと政治問題になるんだよ。アホだろ?」
「世界のどこに200機のF-15Cと、3.5th GenのTankと、タイコンデロガ級を保有しているDefense Forceがあるんだ? 今度は何を企んでいるんだ?」
ってニックに真顔で言われたな。— 宮永忠将 (@hypaspist) 2018年12月28日
南シナ海で中国海軍艦艇と交信するときも、Japan navyとかJapanese warship(日本の軍艦)という用語で通信しています。面白いことに、中国艦艇からはJapanese maritime self defense forceと丁寧に返ってきていました笑 https://t.co/llNZ9F5ndC
— Masashi MURANO (@show_murano) 2018年12月28日
THIS IS JAPAN NAVY. でこれ思い出した人何人かいると思うんだ pic.twitter.com/py4GRD9eYG
— ぺいちゃん@豆とピーチ (@enohpoxas_S) 2018年12月28日
This is JAPAN NAVY…日本は「軍」を保有? 答えを出さなかった平成の終わりに(楊井人文) – Y!ニュース https://t.co/kxbt6vWft4 パンドラの箱の蓋が開かれようとしてるのに、現政権の推し進める「軍国化」を見て見ぬふりをする、若しくは諸手を上げて賛同する。本当に愚かなる今の日本の現実。
— hetare@ (@meganehetare) 2018年12月29日
P1哨戒機が韓国の駆逐艦にJapan Navyと名乗ったのは当然で、私も英語ではNavy、Army 、Air Force と言う。Maritime Self-Defense Forces では分からない。緊迫時に連絡するためだ。電波が弱いなどと言う韓国軍相手なら尚更だ。ケチをつける輩がいるから、早く憲法を改正して軍隊保持を明記すべきだ。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2018年12月29日
【レーダー照射事案仮説一覧】
・韓国軍ボイチャoff説
・JAPAN NAVY と言われたので旧軍の残党だと思って無視した説
・漁船とコンタクト済みなのにわざわざレーダー使ったのは乗組員全員近眼だったから説
・実際は悪天候じゃないのに金正恩の呪いにより韓国側にだけ悪天候に見えていた説
— 超ジュラルミンおじさん(24) (@ilovegrupan) 2018年12月28日
防衛省が公開した映像で海自がJAPAN NAVYと名乗ってることに対して、韓国人が「そりゃ大戦時の日本軍の幽霊に遭遇したら怖くて火器管制レーダー照射したくもなるだろ」って言ってるのはちょっと笑った
— みりた (@kalassh68) 2018年12月28日
#週刊安全保障
今回の防衛省が公開した映像に関して、P-1のTACCOが発した「This is Japan navy」が注目を集めていますが、これはもともとソマリア海賊対処派遣において海自が使用している音響装置から発せられるプログラム音声でも使われている表現ですから、以前からありふれたものです。— 因幡のよっちゃん(CV・内田真礼) (@japanesepatrio6) 2018年12月28日
JAPAN NAVYが話題ですが、とりあえず国際人道法的には自衛隊は明確に軍隊ですね。日本も批准しているジュネーヴ諸条約第一追加議定書第43条参照 pic.twitter.com/3lZIMoWcPI
— KimK/ふるくらむ 3日目 西つ-10b (@KimK91fw) 2018年12月30日
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