中国の小中学校で子供を監視するためのICチップが拡大しています。報道記事によると、このICチップは制服に埋め込まれ、その位置情報や身体データなどを人工知能(AI)が一括管理することで瞬時に学生の状態が分かるような仕組みになっているとのことです。
導入した学校側は「子供の安全が分かる」「危険な場所を避けれる」などと称賛しており、保護者からも安心安全なシステムだとして評価は高いと中国のメディアは取り上げています。
ただ、国民の声は賛否両論となっている状態で、あまりにも過度な監視だとして反対する意見も根強いです。日本の方もこのニュースには否定的な意見が多く、監視社会の到来を危惧するコメントが多数派となっていました。
中国以外の国でも同じようなICチップや人工知能を使った監視強化の方向に進んでいますが、同時に倫理的な問題やプライバシー侵害を巡って論争が巻きおこっています。
中国で広がる子供「IT監視」 制服にチップ、校門に…
https://www.asahi.com/articles/ASM1F46QPM1FUHBI009.html
中国の小中学校で、顔認証などの先端技術を使って児童・生徒を監視するシステムが広がっている。開発企業は将来は、人工知能(AI)を使って生徒の位置情報や成績、体調も一括管理することをめざす。是非をめぐって、ネットでは「子どもの安全を確保できる」と歓迎する賛成派と、「行きすぎた監視」と懸念する反対派の間で激論になっている。
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