JOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和会長がIOC(国際オリンピック委員会)を辞任すると表明した件で、IOCが談話を発表しました。
IOCは竹田氏の判断を尊重するとした上で、「決断を最大限に尊重しながら受け止めている。五輪運動を守るために取った一歩だ」とコメント。現時点では推定無罪の原則が適応されるとして、賄賂疑惑については具体的な言及は避けていました。
竹田氏の辞任表明は世界中のメディアでも大々的に報道され、「東京オリンピックが揺らいでいる」というようなタイトルで東京オリンピックの開催に疑問符を投げ掛けているメディアも見られたところです。
東京オリンピックは予定通りに2020年開催となる見通しですが、フランス当局の捜査次第ではまだ波乱の展開もあるかもしれません。
「五輪運動を守る決断」とIOC 竹田氏の委員辞任で談話発表
https://this.kiji.is/480739728427746401
【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は19日、2020年東京五輪招致疑惑でフランス司法当局の捜査対象となっている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長がIOC委員を辞任すると表明したことを受け「決断を最大限に尊重しながら受け止めている。五輪運動を守るために取った一歩だ」との談話を発表した。
東京オリンピックの招致をめぐる贈賄に関与した疑いでフランスの司法当局から調査を受けているJOCの竹田恒和会長が、ことし6月の任期いっぱいで会長を退任することを表明しました。https://t.co/nNTWvE8k9q pic.twitter.com/46kP1Ywl5K
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月19日
竹田JOC会長退任で済むとは思いません。東京五輪は怪しげな仲介者に金を渡して委員を買収して招致したイベントだという疑惑を海外メディアは報じ続けてきましたが、日本の大手メディアはとりあってこなかった。五輪について書いたものを二つ採録しておきます。https://t.co/noHhctaaUN
— 内田樹 (@levinassien) 2019年3月19日
辞めて済む話ではない。
招致に絡んだ贈賄容疑の訴追に向けて仏の司法当局が予審手続を開始とメディアに報じられた直後の1月の記者会見はわずか数分で言いっ放しで打ち切り。
きちんと説明、記者との質疑をまずは行うべき話です。
JOC竹田会長が6月の退任表明#SmartNew https://t.co/daAjfSTO11
— 蓮舫・立憲民主党 (@renho_sha) 2019年3月19日
【疑惑だらけの日本】竹田JOC会長が6月任期満了辞任という、いかにも責任をうやむやにするやり方。贈賄疑惑はアンダーコントロールとともに、すでに東京五輪に悪影響を与えています。https://t.co/PL5nyd7Iuk
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2019年3月19日
竹田JOC会長、海外に出たら逮捕されるから、国際会議に行けない、だからJOC会長を辞任する、と言われてますが、それが本当ならば、日本は“犯罪者”を匿ってるってことになります
ご本人は、あくまでも身の潔白を主張されてるのだから、堂々と海外の捜査に協力して真実を明らかにする責任がある— Hiromi1961 (@Hiromi19611) 2019年3月18日
#Tokyoインパール2020
彼が辞めるのは、フランス検察の追及をかわせないと判断したから。つまり買収疑惑はクロ確定した訳で、今後は「買収五輪」をやめるべく議論すべき。でなければただのトカゲの尻尾切りだよ。
JOC竹田会長、退任意向を表明 「世間を騒がせて申し訳ない」 https://t.co/r63BdZTi9o— 本間 龍 ryu.homma (@desler) 2019年3月19日
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