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千葉県の台風被害、県が対応遅れ!12日まで被災状況確認の職員を派遣せず 知事「大きな反省」

*記者会見
千葉県の台風被害で、県の初動対応が遅れていたことが分かりました。

県は被災した市町村の状況を確認するために職員を派遣するように定められていましたが、12日午後5時半まで千葉県は職員を派遣しなかったと報じられています。県は災害時マニュアルで「応援要請が困難な市町村には迅速に県職員を派遣する」としており、職員の刷毛の遅れに市町村からは批判の声が殺到。

これについて森田健作知事は記者会見で「一義的には市町村からの報告を精査した上で(支援内容を)考えていかなければならないが、手の届くところが少なかった。大きな反省材料だ」と述べ、市町村からの報告を精査していたら遅れてしまったと弁明しています。

一方で、国の職員は県よりも早い段階で職員を派遣し、泊まり込みで情報収集を行っていました。国よりも身近な県の対応遅れに疑問の声が多く、初動の対応遅れは後々で問題となりそうです。

 

千葉停電 県、被災市町村に職員派遣せず 知事「大きな反省材料」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000080-mai-soci 

 県は12日午後5時半になって職員の派遣を指示した。森田健作知事は12日の定例記者会見で「一義的には市町村からの報告を精査した上で(支援内容を)考えていかなければならないが、手の届くところが少なかった。大きな反省材料だ」と述べた。

こうした県の対応に市町村からは不満の声が上がる。担当者らは取材に対し「役場は12日午後1時まで電話も通信も不通だった」(多古町)、「被災者対応に追われてシステム入力の暇がなかった」(香取市)、「国の職員は泊まり込みで来たが、県からは来ていない」(八街市)と話した。【町野幸、加古ななみ】

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