12月11日に国連の会議、「COP25」で小泉進次郎環境大臣が演説を行ったところ、石炭火力発電の削減などで具体的な言及が無かったことで、国際NGOのグループが日本に「化石賞」を送ると発表しました。
この化石賞は温暖化対策に消極的だと判断した国や地域に皮肉を込めて提供される賞で、11日の「化石賞」には日本とブラジルが選ばれています。
日本に授与した理由について、「石炭火力発電からの脱却や温室効果ガスの削減目標を引き上げる意思を示さなかったため」としており、日本に対策の強化を促した形です。
これを受けて小泉環境相は会見で「驚きはない。受賞理由を聞いて私が演説で発信した効果だと思った。的確に国際社会に発信できていると思う」と述べ、自分の情報発信は問題ないと強調。今後も引き続き同じような形で情報発信を続けるとしていました。
前回の国際会議でもセクシー発言で炎上していましたが、今回の演説にも国内外から批判や疑問の声が相次いでいます。
一方で、日本は既に二酸化炭素対策をかなりやっているとして、小泉環境相の説明不足が誤解を招いている要因だと指摘する声もありました。どちらにしても、小泉環境相の演説内容を評価する声は少なく、環境相として相応しいのか疑問があると言えるでしょう。
地球温暖化対策を話し合う国連の会議、「COP25」で小泉環境大臣が演説を行いました。批判が高まっている石炭火力発電の利用について「新たな政策をこの場で共有することは残念ながらできない」と述べ、石炭火力発電を今後どうしていくのか、具体的に言及することはありませんでした。
「COP25」での小泉環境大臣の演説を受けて、国際NGOのグループは温暖化対策に消極的な国に贈る「化石賞」に再び日本を選びました。
「化石賞」は世界各地のおよそ1300の環境NGOでつくるグループが、COPの会期中、温暖化対策に消極的だと判断した国や地域をほぼ毎日選び、皮肉をこめて贈っています。
【COP25最新情報】小泉環境大臣が閣僚級会合で演説を行いました。国際社会からの石炭火力発電に対する批判を真摯に受け止めると発言しながら、廃止の具体策にも、目標の引き上げにも触れることもなく演説を終えました。https://t.co/ke2APtDBJD#wwfjapancop #cop25 pic.twitter.com/wd6wZ6TeaM
— WWFジャパン (@WWFJapan) 2019年12月11日
朝、BSの国際ニュース見てたんだが、#COP25 でセクシー小泉環境大臣が、石炭火力発電の是非には触れず「私は父になる」とポエム炸裂。会議参加者「ダメだこりゃ」「他の国に期待するしかない」と失望の声。小泉会見に対し、環境NGOは二度目の化石賞を授与。https://t.co/LnLq9P01ML
— 志葉玲 (@reishiva) 2019年12月12日
COP25、気候変動会議。
グレタさんが行動する事の重要性を力説した。
吉野氏も注目する小泉進次郎大臣。
どんな発言するのか聞いてみると…そして父になる😂😂😂#COP25#小泉進次郎 pic.twitter.com/afL5yPYCer
— キモくてすみませんbot。 (@kimokute) 2019年12月11日
本日、小泉大臣が演説で述べていた #ゼロカーボンシティー です.
JCIやAP-PLATのセミナーで印象的だったのが横のつながり.
地球を守るために競い合うのではなく補い合う.それが強みだと語る登壇者の皆さんの姿は頼もしく見えます.
パビリオンに出展している企業の皆さんも全員野球です.#COP25 pic.twitter.com/gA8AHc7aAM— 太田景子 (@keikoota21) 2019年12月11日
このNGO様とやらが
日本の60倍もの二酸化炭素を排出する中国共産党にどうコメントしているのかを聞きたい世界中で日本製の省エネ家電を使用すればどれだけエネルギー効率が良くなるか
COP25での日本叩きは余りに現状を無視していて異常
何か裏の意図を強く感じる#COP25https://t.co/HJCbt4pXP7— LA-PANZ (@yGGODpi4VhuqhEA) 2019年12月12日
擁護してる訳じゃないけど、日本の脱石炭化は環境相の一存で決められないだろう?
そもそも、エネルギー政策は経産省がメインなはずだ。もしやるならそことも調整しなければいけない。
メディアとかはそこを理解しているのか?
※個人の意見です#COP25 #小泉進次郎 pic.twitter.com/huroMeNaf2— ななりな (@naocracy46) 2019年12月11日
【COP25現地レポート】現地の小西です。グレタさんに続いてアフリカ・ウガンダの少女が登壇「私の故郷アフリカは気候危機が悪化するばかり、大人たちは私が生まれる前から25年も交渉しているのに何故?治し方を知らないならば壊さないで」世界の若者が次々に声を上げている。#wwfjapancop #cop25 pic.twitter.com/YU0LmRGZc9
— WWFジャパン (@WWFJapan) 2019年12月11日
「日本に2回目の化石賞 小泉環境相、脱石炭示さず」
台風・豪雨の激甚化――他でもないこの日本で気候変動の被害が深刻な形で始まっているのに、なぜ現実を見ようとしない? 人類にとっても、日本国民にとっても、害悪と化している安倍政権。https://t.co/Ig1BrwP2Ic— 志位和夫 (@shiikazuo) 2019年12月12日
小泉進次郎が環境相でなければワイドショーで報じなかった。
官邸がストップをかけたので石炭火力廃止に踏み込めず、経産相も石炭火力を残しておきたい考えを表明。
日本のエネルギー政策を話し合うべきときに、進次郎バッシングで溜飲を下げるのは論点ずらし。日経は冷静。https://t.co/FfVULMgrNU— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) 2019年12月12日
小泉環境相、石炭政策「新たな展開なし」 今以上の行動必要とも(時事通信)
「私自身を含め、今以上の行動が必要と考える者が日本で増え続けている」
具体案なし、いつものポエム。こんな「論理」が通用するとでも思っているのか。恥をかくだけ。辞任した方が身のためだ。 https://t.co/gmhRV0DJM8— あらかわ (@kazu10233147) 2019年12月11日
【COP25】小泉環境相が演説、各国から落胆の声 https://t.co/VeR0Z9TeU5
日本はかなり前から対策を行なっていて、あんたらの車や製品、発電所とはCO2排出量がこれだけ違うというのをきちんと発言できる専門家などを副大臣にでもつけてこう言う場は変わった方がいいのではないか?ポンコツではなくて。— Tom, (@s53_tom) 2019年12月12日
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