中国で大流行している新型コロナウイルスについて、アメリカの医療機関が「患者に抗エボラ薬を投与したところ消滅した」と発表しました。
アメリカの製薬会社「ギリアド・サイエンシズ」が新型コロナウイルスの感染者に抗エボラ薬のレムデシビルを投与したところ、順調に回復してほぼ新型コロナウイルスが消えたとのことです。
レムデシビルで治療を受けたのはアメリカで第1例目となる新型コロナウイルスの感染者で、薬を投与した後の術後も順調に回復していると報告されています。
元々はエボラ出血熱の治療のために開発された治験薬であり、他にも複数の治療薬をテスト投与するも、レムデシビル以外は効果がほぼ無かったみたいです。
この報告はニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌（NEJM）に掲載され、新型コロナウイルスを撃退する方法が見つかったかもしれないと話題になっています。
コロナウィルス関連で米国より朗報！
コロナウィルス（2019-nCoV）陽性の３５才男性、増悪する肺炎（レントゲンで浸潤影、聴診でラ音、SpO2 90%）に対して抗HIV薬のレムデシビルを投与したところ一晩で著効し、ほぼすべての症状と所見が消失。詳細続きます→https://t.co/yV3Icth2ic
— ぴーす@医師＆米国株運用 (@ame_kyu) February 2, 2020
1/19来院
35才、非喫煙者の健康男性
発症４日目（咳と熱）37.2°
武漢に旅行歴（海鮮市場には行ってない）
レントゲン異常なし
検査結果出るまでは監視付きの自宅隔離1/20
2019-nCoV陽性だった→空気感染隔離
空咳に加えて2日間の悪心嘔吐があった入院２日目下痢→便からもウィルス検出
— ぴーす@医師＆米国株運用 (@ame_kyu) February 2, 2020
入院５日目
肝臓酵素上昇、軽度の白血球と血小板減少。血清中のウィルスは一貫して陰性入院５日目に左手肺下葉に肺炎像、サチュレーションが室内空気で90%
6日目から酸素吸入開始、院内感染も考慮してバンコマイシンとセフェピムも投与開始。肺の線条陰影が両肺に広がる。ラ音も聴取（聴診で異常）
— ぴーす@医師＆米国株運用 (@ame_kyu) February 2, 2020
７日目からレムデジビル投与開始。抗生物質は中止（MRSA陰性）
８日目 サチュレーションが94-96に改善。ラ音も聴取されず、患者の食欲も改善、咳は残ったものの改善 pic.twitter.com/kL1tasSIs7
— ぴーす@医師＆米国株運用 (@ame_kyu) February 2, 2020
さすが米国と唸らせるのは、判明したら軽症でも即時空気感染隔離、重症例と判断するや否やレムデシビルを投与するガッツ、そして改善したのが1/27でつい先日なのに、もう論文投稿する速さ
— ぴーす@医師＆米国株運用 (@ame_kyu) February 2, 2020
米バイオ企業Gilead Sciencesの治験薬remdesivirがコロナ治療に有効だとWSJが報じた。米国の第一例のコロナ感染者がremdesivir投入により回復しつつあるとのこと。写真は同感染者の治療ログ。
WSJ記事：https://t.co/Um9SB4WcCS
第一例感染者の治療ログ：https://t.co/gMR6LwkuMK pic.twitter.com/n3roBI1bKM
— ばび (@aoyamacapital) February 1, 2020
レムデシビルが効いたらしい。
エボラの薬だったっけ？（治験中？）やはりHIVとエボラの薬が効くのかな？💊
NEJMって五大医学誌だし、情報としては信頼できそうだね。
https://t.co/NebE8cW3Dx— Starry heavens💫🅱️ℹ️🅾️ (@Heavenwood_7) February 2, 2020
これは朗報。アメリカでの最初の新型コロナウイルス肺炎の症例に関する症例報告がNEJM誌に。元々はエボラ出血熱の治療のために開発された治験薬Remdesivirを投与したところ翌日には各種症状が改善したとのこと。https://t.co/twWVeREYWV
— HattoriM (@HattoriM) February 1, 2020
へー、米国ではこんな症例報告が
エボラにも使われたRemdesivirなる抗ウイルス薬(こんなもんペーペーの僕が使ったことあるわけもないが)が2019-nCoVに劇的に効いた1例
すごいね、なにがすごいってやっぱり効くかわからないのにARDSチックになった時に投与したその度胸だよね— けい (@shrimps_layla) February 2, 2020
いいね！しよう
