*厚生労働省
厚生労働省のクラスター対策班で活動をしている北海道大学の西浦博教授らが、新型コロナウイルスの感染が拡大した場合の想定値を発表しました。
4月15日の記者会見で西浦教授は「何も対策を取らないと国内の15位以上の重篤な患者数は85万人に上り、そのうちの40万人前後が死亡する恐れがある」と述べ、最悪のケースだと死傷者が多発することになると言及。
重篤な患者が一定数以上に増えてしまうと人工呼吸器や医療器具が不足し、死亡者数の増加に拍車が掛かるとして、今から国民一人ひとりが接触を避け、新型コロナウイルスの感染を防ぐことが重要だと強調していました。
西浦教授は8割の接触減少を強く訴えている方でもあり、ネット上では8割おじさんなどと言われていますが、ここまで強い言葉で警告を促すのは異例です。それだけかなり切迫している事を示していると言え、日常生活においても2メートル範囲内での長話や対面での食事を避けるように求めていました。
新型コロナウイルスの感染について厚生労働省の専門家チームが国内で防止対策が何も取られなかった場合の推計を示し、最悪の場合、およそ40万人以上が死亡すると発表しました。専門家は「感染拡大の防止には人との接触を減らすことが有効だ。外出を極力控えてほしい」と呼びかけています。
行動制限なしなら42万人死亡 厚労省クラスター班試算
いつもながら西浦博教授は、凄い数字を出してきますね。
それでも、最悪のシナリオを提示されていますので、こうならないように感染拡大阻止したいところです。https://t.co/Ah93pjbphn— かんとうしょうえ (@kantoshoue) 2020年4月15日
あくまでも8割減少を打ち出していた西浦さんの目標値が、どのように安倍首相の「7~8割」になったのか、かなり濃厚な内部のやりとりまで証言していただきました。科学と政治のせめぎ合いです。知らないうちに変えられていたデータ。ぜひご一読ください。https://t.co/sUTqMM4jya @nonbeepandaさんから
— 岩永直子 Naoko Iwanaga (@nonbeepanda) 2020年4月11日
めちゃめちゃ大事な内容、必読。8割おじさんなんて呼ばれていたのは知らなかった、ほんとそっち方面の情報収集感覚がない俺。 https://t.co/De8NCb6NjI
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) 2020年4月11日
厚労省が推進してきたクラスター対策の主要人物で政府専門家会議のメンバーでもある北海道大学の西浦博教授が、新型コロナによる感染ピーク時の死者が42万人に上る可能性があることを発表。この時期の警告は、接触8割減の対策がうまくいっていないことを如実に表している。https://t.co/Wiw71p332Z
— Mark Spenser (@MarkSpenser12) 2020年4月15日
よくぞ言ってくれた。科学的と思われる発言をするのが研究者。たとえ絶望的な数字だろうとも。だからどうすればというのは行政や政治家や、そして当然、国民が考えればいい。生き延びるために。#新型コロナウイルス #西浦博 #新型肺炎 #ニュース https://t.co/7B816amxDv
— Vintage Mac Ronson (@macronson) 2020年4月15日
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