新型コロナウイルスの感染について、空調設備やエアコンを通して感染が拡大する可能性が高いとする研究調査が発表されました。
広東省広州市の疾病対策予防センターが発表した調査報告によると、レストランの集団感染はエアコンや空調設備が原因で発生した可能性が高く、エアロゾル化して粒子状になったウイルスが空調設備で拡散され、一気に感染が拡大したとのことです。
新型コロナウイルスは密閉空間だとエアロゾル状態の粒子になって空気中を浮遊することから、それを空調設備が周囲に広げてしまうとしています。
また、空気中に浮遊する時間も非常に長く、数時間程度は浮遊状態が続くとも分析されていました。
この論文を発表した研究者らは、「いわゆる飛沫感染だけで説明できるものではない」と述べ、エアコンや空調設備が第4の感染源になり得ると指摘しています。
日本においてもこれから夏に向けて気温が上昇することになりますが、その際のエアコン使用は非常に大きなリスクとなりそうです。
From January 26 through February 10, 2020, an outbreak of 2019 novel coronavirus disease (COVD-19) affected 10 persons from 3 families (families A–C) who had eaten at the same air-conditioned restaurant in Guangzhou, China. One of the families had just traveled from Wuhan, Hubei Province, China. We performed a detailed investigation that linked these 10 cases together. Our study was approved by the Ethics Committee of the Guangzhou Center for Disease Control and Prevention.On January 23, 2020, family A traveled from Wuhan and arrived in Guangzhou. On January 24, the index case-patient (patient A1) ate lunch with 3 other family members (A2–A4) at restaurant X. Two other families, B and C, sat at neighboring tables at the same restaurant. Later that day, patient A1 experienced onset of fever and cough and went to the hospital. By February 5, a total of 9 others (4 members of family A, 3 members of family B, and 2 members of family C) had become ill with COVID-19.
The only known source of exposure for the affected persons in families B and C was patient A1 at the restaurant. We determined that virus had been transmitted to >1 member of family B and >1 member of family C at the restaurant and that further infections in families B and C resulted from within-family transmission.
2020年1月26日から2月10日まで、2019年の新規コロナウイルス病(COVD-19)の発生は、中国の広州にある同じエアコン付きのレストランで食事をした3家族(家族A〜C)の10人に影響を及ぼしました。家族の1人が中国湖北省武漢から出発したばかりです。これら10のケースをリンクする詳細な調査を行いました。私たちの研究は、広州疾病管理予防センターの倫理委員会によって承認されました。
中国のあるレストランについての論文です。換気は大切ですが、空調による空気の流れがかえってウイルスを飛ばしてしまう可能性について書かれています。結論は、テーブルを離して配置することです。まるで推理小説のような論文。 https://t.co/tvOg6bqDHb
— 新型コロナウイルスの緊急講義 (@vaTCFJOUy5yDG0i) 2020年4月12日
#新型コロナウイルス肺炎 広州CDCの研究。レストランで発生した集団感染について。83人が窓のないフロアで15テーブルで食事し、10人が確定例、73人が濃厚接触隔離となったケース。空調の気流による感染と結論。換気・十分なテーブル間隔が重要。クラスタ対策は中国も熱心。https://t.co/oPQQZjzmaf pic.twitter.com/VnQ9ui3sB3
— 藤田康介 (@mdfujita) 2020年4月16日
https://t.co/arEYcQxoo9
症状のない感染者から、エアコンの風がレストランの1m以上離れた人へコロナウイルス入りの飛沫を届け、感染させたかもしれないと。— ル・プチ・プランク (@Le_Petit_Planck) 2020年4月19日
4ヶ条崩れ去りました。
👇中国のレストランでエアロゾル化したCOVID-19による感染事例https://t.co/80ZiCYcQUa
👇空中感染だと科学的根拠で証明されるhttps://t.co/dkXDkzCC1X— VÉSUVIO(ZÈN)🇮🇹🇯🇵 (@Vesuvio_1209) 2020年4月17日
日本の科学者・研究者はこれ見てもCOVID-19の空中浮遊を信じないのか?NEJMがクシャミで8メートル拡散され、空気中に3時間浮遊する。の論文で出てるんだよね。
日本の科学者、研究者。NEJMに反論できますか?https://t.co/uIr4mgooBt#日本メディア #新型コロナウイルス— VÉSUVIO(ZÈN)🇮🇹🇯🇵 (@Vesuvio_1209) 2020年4月17日
エアコンが新コロに悪いのは、口にウィルスがたまるとかより直接的に、風のせいで、社会距離あけててもうつるのが良くないのね。しかも風下へうつっただけでなく、還流で風上へもうつった。AC(アフタコロナ)時代の上座はAC(エアコン)風上というわけではないのだ。https://t.co/HnZ5u5hFnT
— HIROTA Kenichiro (@mimizawa_mememe) 2020年4月9日
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