アメリカの情報機関である国家情報長官室(ODNI)が新型コロナウイルスの人工説を否定する見解を発表しました。
4月30日に国家情報長官室は声明文を出し、その中で「新型コロナウイルスが人工でも、遺伝子操作されたものでもない」と述べ、科学的に認められている見解の方が正しいと強調。
一部のメディアが報道しているウイルス人工説を否定した上で、ウイルスの発生源は不明だとしています。あくまでも新型コロナウイルスの人工説を否定した見解であり、中国の武漢にある研究所から感染が広がった可能性はゼロではないとしていました。
新型コロナウイルスを巡っては「中国などが人工的に作り出した」との陰謀論が広がっていますが、現時点でそれを証明する確定的な証拠は出ていません。
アメリカの情報機関は、新型コロナウイルスについて、人工的に作られたものではないとの見方を示す一方、発生源については調査を続けるとする声明を出しました。
新型コロナウイルスをめぐっては、アメリカの一部のメディアが、中国の武漢にある研究所から感染が広まった可能性があると報じ、トランプ大統領も政府として調査を進めていることを明らかにしています。
Coronavirus was ‘not manmade or genetically modified’: U.S. spy agency https://t.co/x9jzZaycB4 pic.twitter.com/ev1Qlcl4KF
— Reuters (@Reuters) 2020年4月30日
Intelligence Community Statement on Origins of COVID-19 pic.twitter.com/MIPr6LVzU4
— Office of the DNI (@ODNIgov) 2020年4月30日
国家情報長官室は4月30日の声明で、新型コロナウイルスについて、「人工的なものでも、遺伝子操作されたものでもないとの科学的な総意に同意する」と発表した。
ここまではっきりとした声明であれば翻すことはしないでしょうね。アメリカであれば。
あとは隠蔽があったかどうか。
罪は軽くなるね。— Fred (@Fred62289086) 2020年4月30日
アメリカのスパイ機関(U.S. spy agency)はウイルスの人工あるいは改造説を否定。武漢の市場か研究所から漏れた説をとる。
ここでいう U.S. spy agency は中央情報局(CIA)じゃなくて国家情報長官室(ODNI)のほう。まだスパイなんて表現をするんだね。 https://t.co/nFb82H6rGp— 元サカ (@SciCafeShizuoka) 2020年4月30日
“新型コロナウイルス 人工のものではない” 米情報機関が声明 https://t.co/MDKoyrn5vl
なぜ中国が武漢を調査させないのかが、今んとこ最大の焦点。米もこの情報戦で押したり引いたりしている。#武漢ウイルス#COVID19
— kinako (@mTeacups) 2020年4月30日
米、新型コロナ「人工でない」 中国の研究所説は調査継続https://t.co/3aAXvyFR14
国家情報長官室が、「人工のものでも遺伝子操作されたものでもないとの科学的な総意に同意する」と声明。
たくさん見かけた陰謀論。
否定されても完全には消えない。特効薬が開発できない点でウイルスより厄介。— alnc (@Axel_Nico) 2020年4月30日
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