*新型コロナウイルス
オランダのエラスムス病院で新型コロナウイルスの患者らを調査したところ、死亡した患者の20%で脳の損傷が確認されたことが分かりました。
脳の損傷は出血(周辺組織の異常)と浮腫(腫れ)が多く、主に脳の後部に被害が集中。
新型コロナウイルスが血管を通して直接攻撃した痕跡だと推測され、脳損傷と呼吸障害との間に関連はなかったとまとめられていました。
また、調査した学者は脳で発見された嗅覚球(嗅覚の機能を担う)に新型コロナウイルスが何らかの攻撃を行っている可能性があるとして、感染者から多発している味覚喪失を説明することが出来るかもしれないと報告しています。
既に新型コロナウイルスが肺以外の臓器にも攻撃を行うことは世界各地で確認されており、血管へのダメージも報告が相次いでいました。これらの報告を総合すると脳へのダメージも違和感がないと言え、引き続き新型コロナウイルスの能力に関しては調査が必要だと言えるでしょう。
A neuroimaging study showed brain damage in 20% of patients who died from coronavirus, Erasmus Hospital said Wednesday.
Researchers used MRI (Magnetic Resonance Imaging) to observe the brains of patients who died as a result of this virus.
About 20% of them had damage in the form of haemorrhages (bleeding in the surrounding tissue) or oedema (swelling), mainly affecting the posterior parts of the brain. This damage appears related in particular to the coronavirus directly attacking blood vessels in the brain.
「ということは、#COVID19 の呼吸中枢の機能不全が#SARSCoV2 の脳への播種により引き起こされるという
仮説は成立しません」
エラスムス病院神経科医Xavier DeTiège氏つまり、呼吸の問題は、ウイルスが脳に与える損傷から
もたらされるわけではないということ。https://t.co/htaXJMvM96— yumi ゆみ (@ygjumi) June 20, 2020
損傷は、出血(周辺組織の出血)、
または浮腫(腫れ)の形で見られ、
主に脳の後部に影響していた。これは、#SARSCoV2が、
脳内の血管を直接攻撃したことによると思われる。https://t.co/htaXJMvM96— yumi ゆみ (@ygjumi) June 19, 2020
コロナウイルスで死んだ人の20%に脳の損傷が見られ、特に嗅覚を司る嗅球に異常が見られたとブリュッセルタイムズ。https://t.co/AkPf6SpgHC
— Angama (@Angama_Market) June 18, 2020
コロナウイルス感染により死亡した人の20%に、出血や浮腫などの脳損傷が見られたとブリュッセルの病院が発表。この脳損傷は、コロナの主症状の一つである呼吸器障害に関連する部位ではなく、嗅覚を司る部位であったとのこと。
嗅覚喪失はコロナ感染の指針として有効。https://t.co/3gC79J7HKt
— Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 (@midoriSW19) June 18, 2020
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