安倍総理大臣が熊本県の被災地などを訪問し、九州豪雨への対応として今年度の予算から4000億円の支援を行うと表明しました。
被災地を視察した安倍総理は「コロナウイルスで大きな影響を受ける中で、今回の災害が発生し、事業再開への気力も失いかねない厳しい状況にある。そうした声もうかがいました」と述べ、災害復旧のための予算や予備費を4000億円ほど確保すると言及。
これから官邸で具体的な調整作業を行うとして、「被災者の皆さんの生活となりわいの再建に向けた対策パッケージを早急にとりまとめます」とコメントしていました。
熊本県人吉市では街全体が浸水被害を受けるなど被害が甚大で、依然として復旧の目処は立っていません。
安倍総理としても被害が拡大している現状を深刻に受け止めていると思われ、世論の動向もあって思い切った支援を表明した形です。
今回の一連の豪雨による被害を受けて、安倍総理大臣は熊本県人吉市の避難所などを視察したあと記者団に対し、災害復旧の予算と予備費を合わせて4000億円を上回る予算を活用し、早急に対策パッケージを取りまとめる考えを示しました。
人吉市の避難所では、『火の国の湯』と名付けられたところで、自衛隊が入浴支援を行っています。発災から一週間余り、被災者の皆さんのため、救助活動のほか、災害廃棄物の搬出支援など生活支援に全力で当たっている彼らを本当に誇りに思います。 pic.twitter.com/iYKrLOUEKw
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) July 13, 2020
本日は熊本県を訪問しています。今回の豪雨災害では、河川の氾濫や土砂崩れによって、多くの命が失われました。球磨村にある特別養護老人ホーム千寿園でも14名の入所者がお亡くなりになりました。 pic.twitter.com/BwZj9ECIhK
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) July 13, 2020
同時に、多くの農林漁業者、中小・小規模事業者の皆さんが、コロナウイルスで大きな影響を受ける中で、今回の災害が発生し、事業再開への気力も失いかねない厳しい状況にある。そうした声もうかがいました。
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) July 13, 2020
災害復旧のための予算や予備費をあわせ4000億円を超える財源をしっかり活用し、被災者の皆さんの生活となりわいの再建に向けた対策パッケージを早急にとりまとめます。このあと、官邸に戻り次第、非常災害対策本部を開き、関係閣僚に指示を出す考えです。
(首相官邸FBより)
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) July 13, 2020
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