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イソジンうがいよりも水うがいを!水うがいでも風邪発症が4割減少 ポビドンヨードは強い殺菌効果でリスクも


*大阪府
大阪の吉村知事がポビドンヨードに新型コロナウイルスを抑制する効果があると発表し、ポビドンヨードが含まれているうがい薬などが買い占められていますが、そのようなうがい薬よりも水うがいを徹底するだけでもかなりの抑制効果があります。

京都大学環境安全保健機構によると、ボランティアの387人を対象にして、「水うがい群」「ヨード液うがい群」「特にうがいをしない群」の3種類に分けて風邪の発症を2ヶ月間にわたって追跡調査したところ、水うがいの発症率が一番少なかったとのことです。

ヨード液うがいをした人たちの発症比率は100人中23.6人で、うがいを全くしなかった人たちでは26.4人。
上記の2種類と比べて圧倒的に低い数値だったのが、水うがいをした人たちの100人中17.0人でした。

このように過去の研究調査からも変なうがい薬に頼るより、水うがいが予防として有効であることが示されているのです。
さらにはポビドンヨードの殺菌効果は強いことから、口内の良い菌まで一緒に殺してしまうリスクがあると言われています。

毎日のようにうがい薬を使うことで、逆に口内の抵抗力が落ちてしまう可能性が考えられ、安易にポビドンヨードを含んでいるうがい薬をオススメすることは出来ません。
公共の電波で勘違いを招くような情報を拡散させた吉村知事の罪は重く、うがい薬の影響で偽陰性を増やしてしまうリスクがあることも合わせて、深刻な問題を誘発することになりそうです。

 

水うがいで風邪発症が4割減少 世界初の無作為化試験で実証
http://www.hoken.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2015/03/gargle2007.pdf

 

 

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