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「コロナ緊急提言、大量のPCR検査しか無い!」 沖縄科学技術大学院大学のピーター・グルース学長


*沖縄科学技術大学院
沖縄科学技術大学院大学のピーター・グルース学長が新型コロナウイルス対策として、行政に向けた緊急提言を発表しました。

緊急提言の中でグルース学長は「今後私たちは、この新型ウイルスと何年もの間共存することになるでしょう。一方で、ワクチン接種が有効に機能するかどうかは、まだ分かっていません。したがって、県民を守ると同時に沖縄の繁栄を実現するためには、ただ一つの方法しかありません。1に検査、2に検査、3に検査です」と述べ、日本政府や沖縄県にPCR検査の大幅な拡大を要請。
現時点でワクチンのような薬の効果に期待できないとして、検査数を増やすことで新型コロナウイルス陽性者を早期に特定し、感染が拡大する前に対応することで第三波や第四波を抑えることが出来ると強調していました。

また、PCR検査の進歩から「集団テスト」戦略も可能になっていると言及し、具体的な検査機や作っているメーカーについても触れています。

最後には「私は、県が最新の技術を駆使して、新型コロナウイルス陽性者を早期に特定するための検査能力を高めることを強く求めます。これにより、県民を守り、沖縄県にとって、数カ月先、数年先までかかる費用を節約することにもなるでしょう。今すぐに検査を導入することで、第3波、第4波の発生を抑制・防止することができ、大きな経済的ダメージから沖縄を救うことができます。沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、沖縄県の取り組みを引き続き全力で支援していきます」と締め括り、検査の拡大は数ヶ月や数年先を見据えると負担を減らすことが出来るとしていました。

この緊急提言は琉球新報に掲載され、一部のメディアも取り上げています。

沖縄科学技術大学院大学は質の高い論文数で世界9位と評価されており、東大よりも世界的な評価が高い大学です。そこの学長が明確にPCR検査の拡充を訴えたことは非常にインパクトがあると言え、沖縄県や政府はグルース学長の提言を真剣に受け止めなければいけません。
*グルース学長も世界的な権威と実績を持っている

 

コロナ緊急提言 入域時検査の強化を ピーター・グルース沖縄科学技術大学院大学長
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9ed69ca65e398e190830745f7e8892aaaec907e

さらに、PCR技術の進歩により、現在では「集団テスト」戦略が可能になり、全体の検査数を大幅に増やすことができるとともに、どこでも検査ができるようになりました。

英国のDnaNudge社は、その場で90分で結果が出るNudgeboxという検査機を開発しましたが、これは検体を研究施設に移動させる必要がありません。このように、沖縄に到着した訪問者が新型コロナウイルスに感染していないことを確認したければ、それを確認できる手段はすでに揃(そろ)っているのです。陽性の場合、県内で医療や隔離処置を受けることになるでしょう。陰性の場合は、そのまま県内で休暇を過ごすことで、県内企業・産業を応援することにつながります。

今後私たちは、この新型ウイルスと何年もの間共存することになるでしょう。一方で、ワクチン接種が有効に機能するかどうかは、まだ分かっていません。

したがって、県民を守ると同時に沖縄の繁栄を実現するためには、ただ一つの方法しかありません。1に検査、2に検査、3に検査です。

 

 

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