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変異種が拡大、日本国内で新たな感染者1人 帰国時の検疫では陰性 カナダでも英国に渡航歴が無い2人から


*厚生労働省
新型コロナウイルスの変異種の報告が各地で拡大しています。

厚生労働省は12月27日に国内で新型コロナウイルス変異種の感染者を新たに1人確認したと発表しました。
確認されたのは12月13日に英国から帰国した50代女性で、12月19日から体調不良を訴え、その後の検査で新型コロナウイルスの陽性反応を確認。
現時点で濃厚接触者は居ないとなっていますが、新型コロナウイルスの変異種は感染力が非常に強いことから、濃厚接触者では無くても感染のリスクがあると見られています。

また、カナダではイギリスに渡航歴がない2人から初めて変異種が確認されました。
カナダのケースだと、何処から変異種が入ってきたのか不明で、カナダ当局も警戒態勢を引き上げて都市封鎖の範囲を拡大するとしています。

一方で、南アフリカの変異種に関しても感染の拡大傾向が続いており、変異種が全体に占める割合が過去最多を更新しました。
イギリスと南アフリカの変異種はやや種類が異なっていると見られ、人体に与える影響などは現在調査中となっています。

 

南アフリカ変異種N501Y.V2の陽性率グラフ

 

新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者の発生について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15799.html

英国からの帰国歴のある新型コロナウイルス感染症の患者について、国立感染症研究所でゲノム解析を実施したところ、本日(12/27)、英国において報告された新型コロナウイルス感染症(変異株)が1例検出されました。
厚生労働省としては、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、機動的な感染拡大防止対策に努めてまいります。

 


 

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