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スエズ運河での座礁船、復旧まで数週間の恐れ!巨大コンテナ船の移動作業が難航  損失は毎時436億円とも


*スエズ
エジプトのスエズ運河で日本の企業所有の大型コンテナ船が座礁した問題で、復旧作業が予想以上に難航しています。

AFP通信によると、現場で作業を行っているオランダ企業は「臆測はしたくないが、数日、あるいは数週間かかる可能性がある」とのコメントを発表し、現時点で復旧の見通しは立っていないと言及。
大型コンテナ船が対岸にめり込むような形になっているとして、それを押し戻す作業は非常に難しいと伝えています。

スエズ運河は世界貿易の約12%に影響を与えていると言われ、今回の事故だけで毎時436億円の損失が出ていると報じられていました。
そこが数週間も止まった場合、世界経済への影響が深刻な規模になる可能性が高く、それだけに世界中のメディアも事故の行方を大々的に取り上げて注目しています。
欧米諸国との貿易が遅れてしまう日本にとっても他人事ではない事故で、復旧作業の進捗によっては一部の商品で値段が上昇することになるかもしれません。

 

スエズ運河の船座礁、復旧に数週間も 担当企業が見解
https://www.afpbb.com/articles/-/3338833?cx_amp=all

【3月26日 AFP】エジプトのスエズ運河(Suez Canal)で巨大コンテナ船が座礁し、運河が遮断されている問題で、離礁作業に当たるオランダ企業トップは、復旧には「数日または数週間」かかる可能性があるとの見解を示した。
コンテナ船「エバーギブン(MV Ever Given)」は、スエズ運河で砂嵐に巻き込まれ座礁した。オランダの海洋土木大手ボスカリス(Boskalis)のペーテル・ベルドフスキ(Peter Berdowski)最高経営責任者(CEO)によると、同社の子会社SMITサルベージ(SMIT Salvage)のチームは25日、現地に到着する予定だ。

離礁は「困難を極めている」、スエズで座礁した船の所有会社
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4827b17f119d4e61714a0da50e634658ccf180d

[東京 25日 ロイター] – スエズ運河で座礁したコンテナ船を所有する正栄汽船(愛媛県今治市)は25日午後、離礁は「困難を極めている」とのコメントを発表した。
船は運河をふさぎ、通航できない状態が続いている。

座礁、毎時間436億円の損害 スエズ運河の航行停止で台湾紙
https://this.kiji.is/747793805117358080?c=39546741839462401

 【台北共同】台湾紙、工商時報(電子版)は25日、エジプトのスエズ運河で座礁したコンテナ船を巡り、運河内の航行停止による損害額は単純計算で毎時間4億ドル(約436億円)に上ると報じた。

 

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