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専門家の岩田健太郎氏が懸念!「五輪で国民分断は激化する」「政権に説明責任を求めず、無関心な国民が今の政府を許している」


*岩田健太郎氏
神戸大学感染症内科教授の岩田健太郎さんが日本の現状に警鐘を鳴らしています。

BuzzFeed Japanのインタービュー記事の中で岩田さんは「政治家に『説明しなくてもいい』と学習させ、これが彼らに一番楽なやり方なんだと認識させ、実行させ、うまくいかせるようにしたのは日本国民です」と述べ、日本が今のような状況になってしまった大きな要因は国民の無関心にあると指摘。
東京オリンピックが人の動きを活性化させて、新型コロナウイルスの感染者が全国的に増えるリスクがあると説明した上で、このような説明を日本政府がしないのは重大な問題だと言葉を強めていました。

そして、オリンピックが開催された後の日本についても、「東京五輪が始まり、3週間ぐらい経つと、感染者がかなり増える可能性は高いです。観客を入れれば確実です。観客を入れないにしても、6月21日に緊急事態宣言が解除されれば人の動きが増え、オリンピック前後に感染者が増えることはほぼ間違いない」
「一方、これもほぼ間違いないですが、政府は『オリンピックが人の動きを活性化させたエビデンスはない』と言い抜けるでしょう。Go To事業の言い訳と同じです」
などとコメントしており、東京オリンピック後の日本は今まで以上に厳しい情勢となる可能性が高いと分析しています。

オリンピックの開催と新型コロナウイルスの影響を巡って国内の世論が分断状態になることを危惧し、国民がシッカリとすることが重要だと話していました。

岩田さんは新型コロナウイルスの流行当初は政府寄りのコメントもありましたが、徐々にコロナ対応の後手っぷりから政府批判が強まり、今では政府批判が弱い現状を懸念するほどになっています。

 

「説明しない態度を許してきたのは国民」 感染症専門医が見た五輪で変わったこと、変わらないこと
https://news.yahoo.co.jp/articles/63b8b15f7b1535963a69414f68822d31265804a9

現状を変えておかしなことになるよりは、今のままでいいやと思っている人が多い。オリンピックをやろうがやるまいが、緊急事態宣言になろうがなるまいが、今のままでいいと思っている人が一番多い。

そうすると政権に反対しない方がいいということになり、説明責任なんて要らなくなります。説明すれば当然反論は出てくる可能性がある。反論されても「ご指摘は当たらない」と無視し、討論なんて一切しない。それでも無関心な人たちはそのまま流してしまいます。

日本はここ数年、ずっとそうしてきたわけです。特に若い人たちはオリンピックやろうがやるまいが関係ないと思っている人が一番多いと思います。

政治家に「説明しなくてもいい」と学習させ、これが彼らに一番楽なやり方なんだと認識させ、実行させ、うまくいかせるようにしたのは日本国民です。

 


 

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