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新型コロナウイルスの感染者、若年層だと重症化の大半は肥満傾向と報告!自宅療養中の死亡事例は半数以上が30~50歳


新型コロナウイルスの感染者について、症状が悪化した若年層の大半が肥満傾向だったことが分かりました。

東京都の集計だと、2021年8月以降に都内で自宅療養中に亡くなった人数は44人で、半数以上の24人が50代以下となっています。
朝日新聞の記事には「第3波の1~3月と比較すると、亡くなった50代以下の自宅療養者は8倍に増えていた」と書いてあり、若年層の重症患者は肥満傾向が顕著だったと報道。

特に「中等症Ⅱ」まで悪化した患者はほぼ全てが肥満で、肥満が新型コロナウイルスの症状悪化を加速させているのではないかと取り上げていました。

欧米の報告においても「肥満だと新型コロナウイルスの感染後に重症化率が高い」と伝えられており、肥満で症状が悪くなることはほぼ確実な情報と見て良さそうです。

ただし、体型が痩せていても新型コロナウイルスの感染で重症化するケースもあるため、痩せていれば大丈夫というわけでもありません。
確率的に肥満の方が重症化することが多いだけで、基本的には新型コロナウイルスの感染はできるだけ避けたほうが良いと言えます。

 

自宅療養中の死亡、30~50歳代が半数超 「肥満などリスク要因」
https://www.asahi.com/articles/ASP9P5K11P9KUTIL03V.html

新型コロナウイルスの第5波が東京都内で本格化した8月以降、自宅療養中に亡くなった44人のうち、半数以上の24人が50代以下だったことが都の集計でわかった。第3波の1~3月と比較すると、亡くなった50代以下の自宅療養者は8倍に増えていた。自宅療養者の往診を行う医師は「特に肥満や糖尿病などのリスク要因があると、若い人でも症状が悪化しやすい」と警鐘を鳴らす。

都によると、昨年12月以降に自宅療養中に死亡した都内在住者は90人。このうち、第5波が本格化した8~9月(20日時点)に亡くなったのは44人に上り、高齢者の死亡が相次いだ1~3月の41人を上回った。

 

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