新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が急激な勢いで拡大しています。
沖縄県ではオミクロン株の比率が先月26日まで15%でしたが、そこから先月30日は97%まで上昇。
1月5日の新規感染者数は623人と激増しており、その多くもオミクロン株だと推測されています。
オミクロン株はデルタ株と比べて重症化率が低いと言われていますが、そもそもデルタ株が高い数字を持っていたことから、それが半減しても安全というわけではありません。
東京都においてもオミクロン株の感染が確認された55人の内、約7割が新型コロナウイルス用のワクチン接種を2回も受けていましたが、感染を防ぐことは出来なかったと報告されています。
ワクチン接種や治療薬の接種をしていたとしてもウイルス対策は徹底する必要があると言え、引き続きオミクロン株の感染拡大を防ぐために、個々の対策が求められることになりそうです。
*参考情報 NHKと厚生労働省
東京都内で4日までに、オミクロン株の感染が確認された55人のうち、およそ7割は、ワクチンを2回以上接種していた人で、都は「接種を済ませていても油断せず、対策を徹底してほしい」と呼びかけています。
東京都内では4日までに合わせて55人が、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されています。
デルタ株からオミクロン株へ急速に置き換わり
沖縄県によりますと、県と国立感染症研究所が県内の新規感染者でオミクロン株が疑われる症例の占める割合を調べたところ、先月26日までは15%だったのが、先月30日は97%に上昇していたということです。沖縄県は、県内でデルタ株からオミクロン株への置き換わりが急速に進んでいることが推定されると分析しています。
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