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自民党の北村経夫氏「米軍基地から感染拡大したことにより、米軍が悪者という見方をするべきでない」


*北村つねお
自民党の北村経夫・元参院外交防衛委員長がアメリカ軍基地で新型コロナウイルスの感染者数が急増していることについて、米軍側を擁護するような発言を行いました。

中国新聞の記事によると、北村氏は1月6日の記者会見で、「米軍基地から拡大したことにより、(米軍が)悪者という見方をするべきでない」と述べ、アメリカ軍に感染拡大の原因を押し付けるべきではないと発言。
新型コロナウイルスと安全保障の問題は切り離して考えるように呼び掛け、在日米軍への感情悪化を懸念していました。

今回の第6波ではアメリカ軍経由の感染報告が目立ち、沖縄のような場所だと先にアメリカ軍基地でのクラスター感染が起きてから、住民の感染が拡大しています。

このような背景から在日米軍に対する不満や反発が拡大しており、そのような世論に配慮して北村氏が呼び掛けを行ったのではないかと見られているところです。

ただ、日本政府も感染拡大が起きるまで甘い対応をしていたわけで、アメリカ軍に中々言えない政府にも問題があるように感じるのが実情だと言えるでしょう。

 

「悪者という見方をするべきでない」 米軍基地周辺感染拡大で自民・北村氏
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=822343&comment_sub_id=0&category_id=256

 自民党の北村経夫元参院外交防衛委員長(参院山口)は6日、山口県庁で記者会見し、米軍岩国基地や基地を抱える岩国市で新型コロナウイルスの感染者が急増している状況を受け「米軍基地から拡大したことにより、(米軍が)悪者という見方をするべきでない」と語った。

基地周辺での感染拡大によって地元住民の在日米軍への感情悪化を招く可能性がある。北村氏は基地の感染対策について隔離を含めた検査体制の徹底が必要だと述べた上で、新型コロナと安全保障の問題は切り離して考えるべきだとした。「極東における平和の安定のためには米軍の果たす役割は大きい」と訴えた。

山口県の村岡嗣政知事は「感染拡大は岩国基地関係者の影響の可能性が高い」との見解を示している。

 

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