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今日から熊本県産アサリが出荷停止に!産地偽装で一斉調査、政府は2000人の職員で監視・指導とアピールするも


*熊本県定例記者会見
熊本県産として販売されていたアサリの97%から外国産のアサリ混入が確認された問題で、今日から熊本県産のアサリが全面的な出荷停止となります。

出荷停止となるのは熊本県産のあらゆるアサリで、2ヶ月程度の期間を想定しているとのことです。
熊本県はこの出荷停止中に流通実態を一斉調査し、産地偽装の実態を解明するとしていますが、熊本県の漁獲量の10倍以上とも言われているだけに、全容が分かるのはかなり時間が必要になると見られています。

漁協関係者の話だと、外国産の産地偽装は日常的に行われていたようで、政府が2005年頃から豪語していた2000人規模の監視職員は全く機能していなかったとも言えるでしょう。
今まで野放し状態になっていたことを含めて、政府が本当に仕入れ確認や流通経路の監視を行っていたのかは怪しく、農林水産省が抜き打ちの科学調査をするまで分からなかったことは極めて深刻です。
他の食品分野においても同じような産地偽装があったとしても不思議ではなく、真の意味で産地偽装の流通経路を全て洗い出す必要性があります。

 

アサリの産地偽装はなぜ繰り返されるのか? ~みんなが幸せになる産地偽装のカラクリ~
https://news.yahoo.co.jp/byline/katsukawatoshio/20220208-00280566

産地偽装が発覚するたびに、日本政府は見せしめのように一部の業者を処分して、再発を防止するポーズをとってきました。2005年の官邸のサイトには、「全国に約2千名の職員を配置して、日常的に監視・指導を行っており、特にアサリについては業者の仕入伝票を調査し、表示根拠の確認を徹底しています」といかにも熱心に取り組んでいるようにアピールしていますが、抑止効果が皆無だったことは、その後の歴史が証明しています。

熊本県産アサリ きょうから出荷停止 スーパー各社 影響広がる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220208/k10013473041000.html

熊本県産として販売されているものの多くが外国産の疑いがあるとして、8日から県産のアサリの出荷が停止される中、スーパー各社の間では、ほかの産地のものに切り替えるなどの影響が広がっています。
このうち、東京 墨田区のスーパーでは、これまで主に、熊本県産だと説明されたアサリを市場で仕入れて販売していました。

 

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