*CNN
ロシアが中東シリアで傭兵を募集し、その一部をウクライナに投入していることが報じられています。
CNNやANNの報道によると、ロシアはシリアで1ヶ月あたり1000ユーロ(約13万円)の給料や補償金を条件にして傭兵募集を行っており、NGO(シリア人権監視団)の報告だと数万人が登録を済ませて、その内の一部はすでにウクライナに到着した可能性があるとのことです。
ロシアとしては外国人傭兵部隊を入れることで、不足しているロシア軍を補うだけではなく、ウクライナ住民に同情して攻撃を躊躇する兵士を減らすことが出来るという戦略上の思惑があり、いよいよ総力戦の状態になってきたと言えます。
他にもチェチェン共和国の独裁者・カディロフ首長や現地部隊が続々とウクライナに入っていると報道され、ロシアもかなりの戦力を動員してウクライナへの圧力を強めているところです。
一方で、本日(3月15日)にウクライナとロシアの停戦交渉が行われる予定で、夕方にも両国の代表団がオンライン形式で話し合うとしています。
双方の主張は依然として溝が大きく、停戦は難しいと見られていますが、それでも停戦合意の実現に期待を寄せる声は多いです。
ウクライナ戦争に投入されるシリア人義勇兵の正体とは – 佐々木伸 (星槎大学大学院教授)
https://blogos.com/article/580467/
ロシアはウクライナ侵略でシリア人傭兵部隊を投入するなど、戦争は一段と複雑な様相を見せ始めた。この裏では、プーチン・ロシア大統領の私兵軍団とも呼ばれる民間警備会社「ワグネル」の暗躍が取り沙汰されているが、外国人傭兵の参戦は「ロシア軍の損害が予想以上に甚大である証拠」との見方が強い。
【モスクワAFP時事】ロシア南部チェチェン共和国の独裁者カディロフ首長は14日、通信アプリ「テレグラム」を通じ、自身がロシア軍と共にウクライナ入りしたと明らかにした。ロシア軍が侵攻初期に制圧した首都キエフ近郊の飛行場にいるというが、主張が正しいかどうかは確認されていない。
ロシアとウクライナ停戦交渉 きょう再開の見通し
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6007591.html
ロシアとウクライナの代表団は14日、オンライン形式で停戦交渉を行いました。交渉は追加作業のため一時中断し、きょう再開される見通しです。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問によりますと、今回の交渉では停戦やロシア軍の撤退、安全保障がテーマだということです。交渉に先立ち双方から進展を期待するような発言も出ていましたが、ポドリャク氏は交渉中、ツイッターに「コミュニケーションを続けているが大変だ」と投稿、難しい交渉だとの認識を改めて示しました。
ゼレンスキー大統領、ロシアのシリア傭兵計画を非難 pic.twitter.com/zzOzl8tImw
— AFPBB News (@afpbbcom) March 12, 2022
ポーランド国境近くを標的 攻撃広げるロシア、狙いは欧米の補給断絶
https://t.co/wbHfQSiXVE外国からの志願兵への警告の狙いもあると見られています。
ロシア国防省は13日夜に訓練施設への空爆を発表した際、「約180人の外国人傭兵と大量の外国製軍備を壊滅させた」などとしました。
— 朝日新聞デジタル@金のデジモ (@asahi_gdigimo) March 14, 2022
あー、やっぱそうきたか
ロシア側はウクライナの義勇外人部隊を正規兵とは認めず傭兵と見做して捕虜の権利も与えない、と https://t.co/UwhjiU5yyW pic.twitter.com/6y8YozCN2Q
— ぱらみり(ファイザーブースト状態) (@paramilipic) March 4, 2022
🇷🇺MoD spox #Konashenkov: 🇺🇸 launched mass campaign to recruit PMC contractors to participate in #Ukraine hostilities. 🇬🇧🇩🇰🇱🇻🇵🇱🇭🇷 legally allowed this to their citizens. All such mercenaries are not combatants under intl humanitarian law and not entitled to prisoner of war status. pic.twitter.com/NpNiQoIIAv
— Russian Embassy, UK (@RussianEmbassy) March 3, 2022
外国人義勇兵が既にウクライナ防衛に参戦しているとのこと。アメリカ、イギリス、スウェーデン、インドなどからのボランティアだというが、みんな強そう。ロシアがシリア人「傭兵」をウクライナに投入しようとしているのとはわけが違う。たくさんの国、人々がウクライナを応援している。 https://t.co/OYogVptTdk
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA 初のエッセイ『エジプトの空の下』3刷決定! (@IiyamaAkari) March 7, 2022
ロシアからの撤退を決めた企業 pic.twitter.com/vLmldWNYzz
— Spica (@Kelangdbn) March 10, 2022
ウクライナ南部のミコライウ郊外です。ロシア軍が戦闘車両を捨てて,撤退しました。確かに,ロシア兵が弱くなっています。寒いし,食料,ガス,装備品の提供がありません。市民を攻撃するのは,この戦争を勝てない絶望のせいだと思います。#StandWithUkraine #ロシアはウクライナから撤退せよ #ウクライナ pic.twitter.com/ZBz77nw45Y
— ウクライナ発見 (@ua_hakken) March 14, 2022
「メディアの異様なウクライナ支持」とかいう人いるが、異様もなにも、国際法に反して主権国家に対する侵略戦争を始めて無差別攻撃を行っている国に対して意見が割れてる方がおかしいでは。
「メディアによるシリアルキラーへの異常な叩き」とは言わないよね?ロシアの犠牲者はどんな殺人鬼のより多い— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) March 12, 2022
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