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ロシア軍がチェルノブイリ原発の監視施設を破壊 放射性核種のサンプルを強奪とウクライナ発表


*チェルノブイリ原子力発電所
3月23日にウクライナ政府はロシア軍がチェルノブイリ原子力発電所の近くにある研究施設を攻撃し、保管されていた放射性核種のサンプルを強奪したことが分かりました。

CNNの記事によると、攻撃されたのはチェルノブイリ原子力発電所の隣りにある放射性廃棄物の管理などを行っている施設で、この施設に保管されていた放射性核種のサンプルが持ち出されて後のことです。
ロシア側はウクライナ侵攻の口実となるような核物質や核兵器を探していることから、放射性核種のサンプルが何らかの政治的な材料として使われる恐れもあると見られています。

ロシア軍に占領されてからのチェルノブイリ原子力発電所では電源喪失や電力網のトラブルが頻発しており、ロシア軍の行為に国際社会や専門家からも懸念の声が相次いでいました。

 

ロシア軍がチェルノブイリ放射線監視施設を略奪、破壊 ウクライナ政府発表
https://www.cnn.co.jp/world/35185311.html

(CNN) ウクライナ政府は23日、ロシア軍がチェルノブイリ原子力発電所近くにある研究施設を略奪し、破壊したと発表した。同施設は放射性廃棄物の監視のために使われていた。
チェルノブイリ原発はロシア軍が侵攻を開始した最初の1週間で制圧され、立入禁止区域の安全基準が破られることへの不安が高まっていた。

 

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