8月27日にアメリカのニューヨークで行われていた「核不拡散条約」(NPT)の再検討会議で、ロシアが最終文書に合意しなかったことで決裂となりました。
今回の世界会議では世界的な緊張の高まりを指摘する声が相次ぎ、ウクライナ戦争における対応を巡ってロシアとウクライナが激しく衝突したことで協議は難航。
4時間以上も延長して異例の長時間協議を行っていましたが、ロシア側は「文書は各国の立場を反映しバランスが取れていなければならない。残念ながらこの文書はそうなっていない」として合意できないと表明したことで決裂が決まりました。
特にアメリカやヨーロッパ側がウクライナのザポリージャ原発で発生している危機対応を盛り込もうと要望したのに対して、ロシアが強く反発したことで調整が難しくなり、協議もかなり激しい口調で各国が言い合う感じになっていたと報じられています。
NPT再検討会議の議長らは大激怒し、「たった一つの国が反対した」と批判声明を発表。
日本においても協議を見守っていた被爆者団体から批判や失望の声が相次ぎ、改めて協議を行うように求める意見も多いです。
NPT再検討会議 ロシアの反対で「最終文書」採択できず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220827/k10013790091000.html
世界の核軍縮の方向性を協議するNPT=核拡散防止条約の再検討会議は最終日の会合が開かれましたが、ウクライナ情勢をめぐる対立が解けず、「最終文書」の草案にロシアが反対したことから、文書は採択されませんでした。
再検討会議が前回7年前に続いて合意に至らなかったことで、世界の核軍縮がさらに停滞するのは避けられない事態となりました。
【NPT再検討会議が決裂 ロシア反対で文書採択できず】
▼アメリカ・ニューヨークで開かれている国連のNPT=核拡散防止条約再検討会議は、ロシアの反対で最終文書を採択できず、決裂しましたhttps://t.co/LrYhEw3mjE#テレ朝news
— テレ朝news (@tv_asahi_news) August 27, 2022
一番恐れていた事態になってしまいました。#NPT再検討会議 は「最終文書」をまとめることができず、決裂。2回連続。残念です。
NPT再検討会議 ロシアの反対で「最終文書」採択できず | NHK | ロシア https://t.co/5EAY6ePa3s
— くしぶち万里 れいわ新選組 衆議院議員 (@kushibuchi) August 27, 2022
NPT再検討会議は最終文書採択の可否が決まる全体会合の開始が遅れています。
日本時間午前4時からの予定が、二度延期され、日本時間午前6時半からに。
採択するのか。決裂するのか。議場では所々で外交官らが話し込んでいます。 pic.twitter.com/Nk5MOAAmp0
— 隅俊之/Toshiyuki Sumi (@spreadarms) August 26, 2022
【イチオシです】「核使用」懸念、反撃できず ロシア、大胆行動の背景にある「逆説」https://t.co/2xHGImmyKY NPT再検討会議は、ロシアが同意せず、決裂しました。ウクライナでは、 核抑止をめぐる世界秩序の変容が懸念されます。防衛省防衛研究所の高橋杉雄さんへのインタビューでおさらいします。
— 朝日新聞 国際報道部 (@asahi_kokusai) August 27, 2022
こちらの方が新しく詳しい記事。読んでみて。ムカつくから。なんの為の国際機関か?ロシアは自由奔放に振る舞う。
NPT再検討会議 ロシアの反対で「最終文書」採択できずhttps://t.co/NQlPtSlkrT— MISSILE (@MISSIlE5ATTACK) August 27, 2022
決裂した #NPT再検討会議 だが、6月に第1回締約国会議を開き「宣言」と「行動計画」を採択した核兵器禁止条約 #TPNW 加盟国のがんばりも。最終案にはTPNWの発効と締約国会議開催への言及や核兵器の非人道性、国際人道法に関する記述が。アメリカでさえ非核保有国の核軍縮の努力をたたえる発言。 https://t.co/0u5qwiNzcB
— 新日本婦人の会 (@njwa_nakama) August 27, 2022
#NPT再検討会議 クメント大使。#TPNW は核兵器が人類に破局をもたらすものと位置づけ、いかなる国による核脅迫も許さず、市民社会や核被害者などと共同して行動する立場をはっきりさせている。「現状維持は選択肢にならない。今回の失敗を警鐘として受け止め次の再検討サイクルへ向かおう」と。 pic.twitter.com/Fu9ArX5Woo
— 新日本婦人の会 (@njwa_nakama) August 27, 2022
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