*BBC
中国共産党のトップに習近平氏が再び選出されることになりました。
10月23日に開かれた中国共産党の会議で、習近平氏が3期目の総書記に任命され、異例の3期目となることが確定。
最高指導部は7人で李強氏、蔡奇氏、丁薛祥氏、李希氏の4人が新しく追加されたメンバーとなっています。いずれも習近平氏と親しい人物ばかりで、いわゆる共青団派や習近平氏と関係が浅い人物はほぼ排除されていました。
直前に行われた中国共産党の党大会では胡錦濤前国家主席(79)が強制退去となり、その瞬間の映像が世界中で話題になりましたが、これは習近平氏の独裁体制に反発した動きではないかと見られています。
中国内部でも習近平氏の3期目に反対する声は多いと言われているほどで、習近平氏の3期目は中国だけではなく、世界情勢にも大きな影響を与えることになりそうです。
中国 習近平国家主席をトップとする3期目の最高指導部が発足
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221023/k10013867691000.html
中国では23日、共産党の重要会議が開かれ、異例の3期目となる習近平国家主席を党のトップとする新たな最高指導部が発足しました。
習主席は、指導部のメンバーを関係の深い人物で固め、みずからへの権力集中が一層、進んだと示した形です。
胡錦濤が中国共産党大会の閉幕式からつまみ出され、序列2位の李克強首相、序列3位の栗戦書、序列4位の汪洋も中央委員から外れることになり中国共産主義青年団系の胡錦濤の息の掛かったメンバーは姿を消すことになった。習近平の独裁色がさらに強化されることになる。pic.twitter.com/3F1YUCmRB0
— 六衛府 (@yukin_done) October 22, 2022
中共新しい最高指導部の政治局常務委員会の顔ぶれが決まった。私を含めた一部のチャイナオッチャーの予測がほぼ完全に外れた。李克強だけでなく胡春華ら共青団派メンバーは全員排除され、最高指導部は全員、習近平の盟友・子分によって固められ、毛沢東時以上の恐ろしい「皇帝独裁政権」となった。
— 石平太郎 (@liyonyon) October 23, 2022
習近平の個人独裁体制確立ですね。子飼いの上海のトップがNO2になりゼロコロナも継続、反汚職の主導者も残りましたので、汚職を理由にした反対派粛正も進むでしょう。戦狼外交を主導した王毅が昇進して、より外交的にも過激になる可能性、壁の向こうの中国に逆戻りです。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) October 23, 2022
「胡錦濤が排除された動画を見て、ぞっとした。この後、胡錦濤はどうなるのか。突然『憤死』『病死』したことになるのか。それとも習近平万歳と言わされるのか。色々想像しても、どれも恐ろしい。この人、習近平の恩人ですよね。恩を仇で返す。恐ろしい」と岩田温氏。
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) October 23, 2022
習近平3期目に反対して追い出される胡錦濤とか、なかなかヤバい光景やな。。Netflixの「独裁者になる方法」で、イラクのフセインが大統領になった後、党のメンバーを一堂に集めて、その場で「裏切り者」の名を読み上げて会場から連れ去り、党の全員を恐怖で掌握したとあったが。。
— 事務カリー(勇敢な有閑マダム) (@zimkalee) October 22, 2022
動画の最初で、退席させられようとするとき、胡錦濤氏は自分の前に置いてあった紙を取ろうとしているが、習近平氏に紙を押さえられて取られなくされた様子がわかる。 https://t.co/ncAdxD8OBs
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) October 23, 2022
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https://johosokuhou.com/2022/10/23/62403/
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