*国会中継
自民党が全国の地方議会で旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の被害者救済や徹底究明を求める意見書に強く反対していることが分かりました。
10月24日の衆院予算委員会の集中審議で共産党の宮本岳志衆院議員は、「自民党は統一教会との関わりを地方でも絶つというが、地方議会では旧統一教会と政界との関係の徹底解明を求める意見書や被害者救済を求める意見書を自民党会派が反対し否決している」と述べ、地方議会でも自民党が旧統一教会の調査・被害者救済に消極的だと指摘。
徹底究明の意見書は滋賀県・京都府・愛媛県・高知県・茨城県・石川県・新潟県で反対され、被害者の救済・被害防止を求める意見書も京都府・大分県・千葉県で反対によって潰されたとしていました。
都道府県議会において自民党が積極的に旧統一教会の徹底解明に賛同した事例はゼロ件だとして、自民党が旧統一教会に協力しているのではないかと疑問の声をぶつけています。
実際に自民党は旧統一教会側と事実上の政策協定を結んでいたというような話もあるほどで、自民党の本心としては旧統一教会を本気で潰したいとは思っていない可能性が高そうです。
自民党地方議員が試される旧統一教会との癒着“清算”…「被害者救済」にすら反対の議員も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/313400
これに対し、岸田首相は「地方においても党の方針を徹底してまいります」と繰り返しただけ。しかも問題の地方議員が、その方針に逆行しているのだから呆れてしまう。
宮本氏は都道府県議会の状況に関し、「統一教会と政界との関係の徹底解明を求める趣旨の意見書に、自民党は滋賀県、京都府、愛媛県、高知県、茨城県、石川県、新潟県で反対し、否決している」と指摘。「京都、大分、千葉では被害救済を求める意見書にすら自民党は反対している」などと訴えた。つまり、地方の自民党には党の方針に反して、「徹底解明」どころか「被害者救済」にすら賛同できない議員がいるのだ。
統一教会問題
宮本岳志議員「京都・大分・千葉県では被害者救済を求める意見書すら自民党は反対している。調べた限り都道府県議会で徹底解明に賛成した事例は一つもなかった」#国会中継https://t.co/42Hiivozlu pic.twitter.com/9FLhe3cXSK— こむぎ (@mugichoko1616) October 24, 2022
自民党は、”統一教会”との関わりを地方でも関係を絶つというが、地方議会では「旧統一教会と政界との関係の徹底解明を求める意見書」や「被害者救済を求める意見書」を自民党会派が反対し否決している。千葉、京都、愛媛では両方とも否決。(羽鳥モニ)
“統一教会”と裏でつながる自民党。 pic.twitter.com/kB9bZQ9bXO— あらかわ (@kazu10233147) October 25, 2022
もはや実態の徹底究明、被害者救済の
足を引っ張るのが「自民党」徹底究明の意見書
→ 滋賀県・京都府・愛媛県・高知県
茨城県・石川県・新潟県で「反対」被害者の救済・被害防止を求める意見書
→京都府・大分県・千葉県で「反対」自民党が徹底解明に賛成した事例は
一つもなし! pic.twitter.com/Y01EUASXZx— YOKO@DEMOCRACY (@granamoryoko18) October 24, 2022
昨日の国会・予算委員会で #宮本岳 衆議院議員が取り上げた、府議会自民党ほか、公明・府民クラブ・維新の会が反対をして否決された、#統一協会・勝共連合 の癒着解明と被害者救済を求める意見書がこちらです。 pic.twitter.com/9QavHNf1pP
— 日本共産党京都府議団事務局 (@JCPkyotofugidan) October 25, 2022
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