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福島原発の処理水放出、台湾副総裁も「もっと情報公開すべき」と懸念表明!中国の全面輸入停止が波紋!国連で日中が議論も


*東電
日本政府が福島第一原子力発電所の処理水を海洋放出した問題で、台湾のナンバーツーにあたる頼清徳(らいせいとく)副総統からも懸念を示すコメントが表明されました。

頼清徳副総統は先日に台湾メディアのインタビューにて、「世界を安心させるため日本政府はもっと情報公開すべき」と述べ、福島第一原発の情報開示に透明性が無いと指摘。
世界中の人々を安心させるために日本側は情報開示をさらに行うべきだと強調し、現状の情報発信だけでは不安があると日本政府の対応を批判していました。

福島第一原発の処理水放出を巡っては中国も日本産水産物の輸入を全面停止すると発表したばかりで、国連の安全保障理事会でも中国と北朝鮮がそろって日本の海洋放出を批判しています。
日本側は石兼国連大使が「科学的根拠のない主張は受け入れられない」と反論し、日本と中国が激しい論戦を展開しました。

中国の全面禁輸による国内の水産業への影響が大きいとして、日本政府は追加の支援策を講じる方向で検討を始めていますが、結果的に追加の汚染水タンクを福島第一原発に設置するよりもコスト負担が増大しているとも言えるでしょう。

 

処理水放出 国連安保理で中国・北朝鮮が批判 日本は反論
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230826/k10014174861000.html

国連の安全保障理事会では、中国と北朝鮮がそろって東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出について日本の対応を批判する発言を展開し、これに対して日本が科学的根拠に基づいて発言すべきだと繰り返し反論する場面がありました。

中国 日本水産物輸入全面停止 日本政府が水産業追加支援策検討
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230826/k10014174511000.html

東京電力福島第一原発にたまる処理水の海への放出をめぐり、中国が日本産の水産物の輸入を全面的に停止すると発表したことを受けて、政府は、国内の水産業への影響が大きいとして、追加の支援策を講じる方向で検討を始めました。
福島第一原発にたまる処理水を薄めて海への放出が始まったことを受けて、中国の税関当局は、24日、日本産の水産物の輸入を全面的に停止すると発表しました。

中国SNS “処理水の海洋放出は問題ない”とする投稿を削除か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230826/k10014174511000.html

福島第一原発にたまる処理水が海へ放出されたことについて、中国のSNSでは「科学的に問題ない」などと投稿されたコメントが削除され、中国政府が神経をとがらせているとみられます。

 

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