太陽でやや規模の大きなM6.0クラスの太陽フレアを観測しました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)や宇宙天気予報の情報によると、9月3日17時12分ごろに太陽で中規模クラスのM6.0フレアが観測され、同時にCME(コロナ質量放出)も発生。
発生場所から地球に直撃する可能性は低いと予想されていますが、太陽全体の活動が活発化している影響もあって、一部の太陽風は地球とも接触しています。
先日から太陽風の影響で日本やアメリカなどの地磁気観測所でやや強い変動を捉えており、これから数日程度は太陽風の乱れが続くことになるでしょう。
今後もCMEや太陽フレアが継続発生するのか注意が必要だと言え、引き続き太陽活動には警戒したいところです。
2023/ 9/ 3 13:30 更新
太陽風は高速の状態が続き、磁気圏の活動も高まっています。担当 篠原
昨日の午後、2日15時半(世界時2日6時半)に、
太陽の西の端(右端)の3413黒点群で、
M3.3の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。CME(コロナ質量放出)も発生していますが、
太陽の右下に向かっていて、地球への影響はないでしょう。
NASA太陽フレア予想
https://iswa.gsfc.nasa.gov/IswaSystemWebApp/iSWACygnetStreamer?timestamp=2038-01-23+00%3A44%3A00&window=-1&cygnetId=261
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
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