自民党と公明党は防衛装備品の輸出ルールの見直しについて、これまでウクライナに限定していた装備品の輸出先を条件付きで拡大する方向で一致しました。
NHKの記事によると、今まではロシアによる侵略を受けたウクライナ支援に限定する形で防衛装備品の輸出を行っていましたが、自民・公明両党の実務者協議で対象を「国際法違反の侵略を受けている国」に拡大することで一致。
自衛隊が保有する装備品でなくても提供できるようにするとして、合わせて「防衛装備移転三原則」の目的を記した前文に、「日本にとって望ましい安全保障環境を作ること」や「同志国を装備移転で支援する」といった文言を追加する方向でも合意したとされています。
事実上の軍事物資の輸出拡大方針であり、軍事産業の肥大化や憲法との整合性の面で一部の有識者や野党からは反発の声が出ているところです。
また、防衛費の財源確保に向けた増税に間しては、今月中に具体的な開始時期を決めるとしていましたが、それを一旦見送る方向でまとまったとされています。
12月7日に行われた自民党の税制調査会では防衛増税の開始時期見送りや、増税の開始時期を再来年の2025年か3年後の2026年とする案で意見が交わされたとのことです。
国民生活への影響も大きいだけに、防衛増税の開始時期を曖昧にすることで、世論の批判を受け流す狙いがあるのだと思われます。
防衛増税の具体的な開始時期 今月中の決定を見送る方向で調整
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231208/k10014281691000.html
防衛費の財源確保に向けた増税について、自民党の税制調査会は今月中に具体的な開始時期を決めることを見送る方向で調整に入りました。所得税減税の実施前に増税時期を決めることへの慎重論が根強いことなどを踏まえ、最終的に判断するものとみられます。
自公 防衛装備品の輸出 ウクライナ以外にも拡大 政府に提言へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231208/k10014281461000.html
防衛装備品の輸出ルールの見直しをめぐる自民・公明両党の実務者協議は、ウクライナに限っている、防弾チョッキなど、殺傷能力のない自衛隊の装備品を提供できる対象を「国際法違反の侵略を受けている国」に拡大することで一致し、政府への提言に盛り込むことにしています。
これまでは非殺傷装備を『提供できる』だったのを『輸出できる』に改正しようという提言が出たんですね。
防弾ベストとか、野戦救急車とか、地雷除去車両もウクライナへ輸出できるようになるのでしょう。>自公 防衛装備品の輸出 ウクライナ以外にも拡大 政府に提言へ https://t.co/Rkgi6ojMF7
— MASA(航空宇宙・軍事) (@masa_0083) December 8, 2023
中国と北朝鮮とロシアに囲まれている地理で、「国防のために増税!」とか言ってるのに、他国に武器なんか配ってる場合か? 武器が無い時に撃たれたらどうする? ほんと政治家って言動不一致で話にならない。
自公 防衛装備品の輸出 ウクライナ以外にも拡大 政府に提言へhttps://t.co/BcIrSfEGws
— 素浪人オイラ (改訂) (@surouninoira) December 8, 2023
防衛増税の具体的な開始時期 今月中の決定を見送る方向で調整 | NHK https://t.co/DEjR0lbbsz
⇒そらそうだろ、自分達は、政治資金パーティーで脱税をやっておいて国民には、増税なんてやらしてはいけない。国民の怒りも爆発するぞ。自民党は、来年は、政党助成金を受け取るな!— 東 とおる(参議院議員) (@toru_azuma) December 7, 2023
もう、殺傷能力があっても良いだろ。
日英伊で戦闘機共同開発するんだから今のうちにやっとけ。— 小野仁@豊原航技 C102日東“イ”51a (@yukikazemaru) December 8, 2023
しれっと軍事費倍増にかかる増税の話が出てきててワロタw
これに関しては、軍事費倍増に国民の過半数が賛成だったから、国民の責任。
財源無しに予算倍増することなんかできないのに、それすら理解できない日本人防衛増税の具体的な開始時期 今月中の決定を見送る方向で調整https://t.co/0XXoh3ZPvm
— 僕@ジョン・ウィック大好きおじさん (@ika_0302) December 7, 2023
防衛増税の開始時期とか正直どうでも良すぎる。むしろ、消費減税も含めていずれにしろ防衛費増・軍拡は前提とされていることを見えなくするネタにしか思えず、野党も支持者も完全に乗ってしまっているように思える。https://t.co/sHmaEw1Y71
— yuuki (@yuukim) December 7, 2023
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