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志賀原発、外部電源一部が停止状態に!使用済み燃料プールの水が床に漏れる 大量の燃料も漏洩 変圧器故障や配管破損が多数


*志賀原子力発電所
石川県の志賀原子力発電所の被害状況がようやく分かってきました。

原子力規制庁や北陸電力の発表によると、1月1日に発生した震度7地震の影響で志賀原発の各地で多数の異常が報告されており、2系統しかない冷却電源の一つが2日夕方の時点でも完全停止しているとのことです。
モニタリングポストも地震の被害で13個が止まっているとされ、変圧器で小規模な爆発と思われる異常動作もあったとしています。

そして、地震によって原発内部の配管が多数破損し、これまでに1号機側で3600リットル、2号機側でも3500リットルの燃料漏れが確認されました。

1号機と2号機の使用済み燃料プールでは地震の揺れで放射性物質を含む水が床面に溢れ出たとして、その総量も1号機で95リットル、2号機は326リットルだったと伝えられています。

電源の一部を損失していますが、予備電源や別系統の電源が動いていることから、現時点で原発の運用に大きな影響は無いとしていました。

ただ、配管破損や変圧器故障、燃料漏れ、汚染水漏洩など志賀原発の損害状況が深刻で、原子炉が稼働していた場合、福島第一原発事故のような原発事故に発展した可能性もゼロではないと言えるでしょう。

 

志賀原発 外部電源一部使えない状況続く 故障の変圧器写真公開https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306991000.html

北陸電力によりますと、1日に震度7の揺れを観測した石川県志賀町にある志賀原子力発電所では、外部から電気を受ける系統が現在も一部使えない状況が続いています。ほかの系統で電気を受けるなどして安全上重要な機器の電源は確保されているということで、北陸電力が復旧の進め方を検討してます。

志賀原発 “外部電源一部使えずも 冷却は継続” 原子力規制庁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240101/k10014305671000.html

原子力規制庁によりますと、震度7の揺れを観測した石川県志賀町にある北陸電力の志賀原子力発電所では、地震のあと外部から電気を受ける系統が一部使えなくなっているものの、安全上重要な機器の電源はほかの系統で確保され、核燃料を貯蔵している使用済み燃料プールの冷却は継続しているということです。

 

 

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