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焼岳で火山性地震増加、気象庁が注意喚起!フィリピンやアイスランドで火山噴火!カンラオン火山で高さ5000メートルの噴煙


長野県と岐阜県の県境にある北アルプスの焼岳で、5月下旬以降に山頂付近を震源とする火山性地震が増加しています。

気象庁によると、6月2日に20回の火山性地震が焼岳の山頂付近で観測され、その後も3日連続で火山性地震が発生したとのことです。
5月25日から6月3日までの10日間で78回の火山性地震を観測し、山頂付近で緩やかな膨張を示すと考えられる変化があるとして、気象庁は北アルプス周囲で火山活動に注意を促しました。

中長期的に焼岳の火山活動が強まっている恐れもあり、突発的な火山噴火が起きることもありそうです。

この数日間で世界的にも複数の大きな火山噴火が発生したばかりで、アイスランドのレイキャネス半島や フィリピン中部ネグロス島にあるカンラオン火山でも噴煙5000メートル級の噴火が観測されました。
フィリピンの噴火だとすでに800人が避難し、航空路線も数十便が欠航となっています。

 

火山の状況に関する解説情報
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/310.html#kaisetsu

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
焼岳では、山頂付近を震源とする火山性地震が増加しています。今後の火山活動の推移に注意してください。
火山活動の状況
焼岳では、山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増加しています。火山性地震の日回数は、6月2日20回、3日4回、4日15時までに3回(速報値)でした。また、5月25日から6月3日までの10日間の火山性地震の合計回数は78回でした。
GNSS連続観測では、山頂付近で緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いており、中長期的に火山活動が高まってきている可能性がありますので、今後の火山活動の推移に注意してください。

北アルプス 焼岳で火山性地震増 “登山では安全対策を”気象庁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240602/k10014468971000.html

長野と岐阜の県境にある北アルプスの焼岳で、5月下旬以降、山頂付近を震源とする火山性地震が増えています。気象庁は噴火警戒レベル「1」を維持したうえで、今後の火山活動の推移に注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、焼岳では、5月23日から山頂付近を震源とする規模のごく小さな火山性地震が増えているということです。

火山性地震の回数は、5月23日から6月1日までの10日間で64回となっていて、
▽5月31日は7回
▽6月1日は8回
▽6月2日は午後3時までに15回と、増えています。

カンラオン火山が噴火、高さ5000メートルの噴煙 フィリピン
https://www.cnn.co.jp/world/35219646.html

(CNN) フィリピン中部ネグロス島にあるカンラオン火山で噴火が発生し、住民数百人が4日、避難を強いられた。噴煙の高さは5000メートルに上り、航空便数十便が欠航になった。

フィリピン火山地震研究所によると、カンラオン火山は3日夜に6分間噴火し、「強い地震」を引き起こした。周囲の村が降灰や硫黄臭の影響を受ける恐れがあるという。

SNS上の画像には、噴煙が星空に立ち上る様子が映っている。厚い灰が周囲の村を覆っている光景を捉えた画像もある。

 

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